反日はどこからくるの
反日を追っています。そして守るべき日本とは何か考えています。
尖閣周辺で「武装」中国船が領海侵犯
みなさまあけましておめでとうございます
ぼーっとして進歩のない主ですが本年度もよろしくお願いしますm(__)m
あまりおめでたくない話題です(◞‸◟)
朝生・・は見ずにch桜の討論を見ていたところ・・・
【youtube】2/3【大晦日討論】本当のことを言おう!中国情勢[桜H27/12/31]
33:26~
石平氏「あ んまり日本のメディア報道してなかったんだけど、尖閣諸島周辺、ずっとウロウロ巡視船来るでしょ。それで、12月に機関砲搭載されてる船が・・あの、僕は ね、習近平政権は踏み越えてはいけない一線を越えてしまったんですわな。今までは巡視船領海侵犯は日常茶飯事。しかし機関砲堂々と搭載した巡視船来たとい うことはある意味、解釈によっては日本は既に武力によって侵略された、と言ってもいいでしょ?」
宮崎正弘氏「クリスマスの日なんだよね。日本の新聞ほとんど書いてない。サウスチャイナ・モーニングポストなんか一面トップですよ。世界中騒いでんですよこの問題。」
http://www.scmp.com/news/asia/east-asia/article/1893925/japan-spots-cannon-equipment-chinese-ship-near-disputed-isles
石平氏「あのね、日本のマスメディアそれほど鈍感か!?日本の領海に機関砲が、入ったんですよ!?ということは、日本の漁船も海上保安庁も武力的脅威にさらされてるんですわな。今こそあの日本の平和主義者たちね、抗議の声上げて欲しいわ。あれほど反戦、戦争起こすな言うでしょ。機関砲日本の領海に入ったところで日本中の左翼誰か声上げたか。」
楊海英氏「平和憲法を習近平さんにプレゼントしておけば、いいんじゃないですか(笑)新年のおみやげとして平和憲法習近平にあげて、機関砲搭載の巡視船派遣しないでって、土下座すれば聞いてくれると思いますよ。」
石平氏「ここで突然中国が機関砲搭載した船出したこと、みなさんどう思いますか?僕大きいと思いますよ?」
楊海英氏「12月27日の読売新聞でしたらベタ記事扱いなんです。」
水島社長「産経はちょっと写真出したんですよね。一面トップじゃないですよ。」
楊海英氏「他国の領域に重火器を持って入るというのは、、非常に重く受け止めるべき、なんですけど。特にこの暮れの時期なんですけど。」
38:21~
石平氏「もう既にそういう現実。機関砲搭載して日本の領海入ったとしても今の日本の政府何も反応しない。そのまま容認してしまえば後大変なことになりますよ。次は軍艦が入って来るんですよ。 私ね、さっき日本のマスメディア何も反応しない、日本政府も同じですよ。この一件に関して。はっきり言って僕も安倍政権支持です。今安倍政権この件に関し て鈍感です。あのぅ・・強く反応しないと、どれほど効果あるか分かりませんが、日本の主権は・・あの、機関砲に脅かされてるんですよ?」
石平氏「あ んまり日本のメディア報道してなかったんだけど、尖閣諸島周辺、ずっとウロウロ巡視船来るでしょ。それで、12月に機関砲搭載されてる船が・・あの、僕は ね、習近平政権は踏み越えてはいけない一線を越えてしまったんですわな。今までは巡視船領海侵犯は日常茶飯事。しかし機関砲堂々と搭載した巡視船来たとい うことはある意味、解釈によっては日本は既に武力によって侵略された、と言ってもいいでしょ?」
宮崎正弘氏「クリスマスの日なんだよね。日本の新聞ほとんど書いてない。サウスチャイナ・モーニングポストなんか一面トップですよ。世界中騒いでんですよこの問題。」
http://www.scmp.com/news/asia/east-asia/article/1893925/japan-spots-cannon-equipment-chinese-ship-near-disputed-isles
石平氏「あのね、日本のマスメディアそれほど鈍感か!?日本の領海に機関砲が、入ったんですよ!?ということは、日本の漁船も海上保安庁も武力的脅威にさらされてるんですわな。今こそあの日本の平和主義者たちね、抗議の声上げて欲しいわ。あれほど反戦、戦争起こすな言うでしょ。機関砲日本の領海に入ったところで日本中の左翼誰か声上げたか。」
楊海英氏「平和憲法を習近平さんにプレゼントしておけば、いいんじゃないですか(笑)新年のおみやげとして平和憲法習近平にあげて、機関砲搭載の巡視船派遣しないでって、土下座すれば聞いてくれると思いますよ。」
石平氏「ここで突然中国が機関砲搭載した船出したこと、みなさんどう思いますか?僕大きいと思いますよ?」
楊海英氏「12月27日の読売新聞でしたらベタ記事扱いなんです。」
水島社長「産経はちょっと写真出したんですよね。一面トップじゃないですよ。」
楊海英氏「他国の領域に重火器を持って入るというのは、、非常に重く受け止めるべき、なんですけど。特にこの暮れの時期なんですけど。」
38:21~
石平氏「もう既にそういう現実。機関砲搭載して日本の領海入ったとしても今の日本の政府何も反応しない。そのまま容認してしまえば後大変なことになりますよ。次は軍艦が入って来るんですよ。 私ね、さっき日本のマスメディア何も反応しない、日本政府も同じですよ。この一件に関して。はっきり言って僕も安倍政権支持です。今安倍政権この件に関し て鈍感です。あのぅ・・強く反応しないと、どれほど効果あるか分かりませんが、日本の主権は・・あの、機関砲に脅かされてるんですよ?」
(´・ω・`)何だって?
中国海警局の公船、機関砲搭載か…尖閣沖
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、22日午後3時現在、沖縄県石垣市の尖閣諸島・南小島沖の接続水域(領海の外側約22キロ)内を、中国海警局の公船4隻が航行している。
うち1隻は機関砲のようなものを四つ搭載しているのが確認された。
この船は同日午前8時20分頃に接続水域内に入った。機関砲のようなものを搭載した中国公船が接続水域で確認されたのは初めて。海上保安庁の巡視船が領海に近づかないよう呼び掛けているが、応答はないという。
YOMIURIOnline2015.12.22
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151222-OYT1T50089.html
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、22日午後3時現在、沖縄県石垣市の尖閣諸島・南小島沖の接続水域(領海の外側約22キロ)内を、中国海警局の公船4隻が航行している。
うち1隻は機関砲のようなものを四つ搭載しているのが確認された。
この船は同日午前8時20分頃に接続水域内に入った。機関砲のようなものを搭載した中国公船が接続水域で確認されたのは初めて。海上保安庁の巡視船が領海に近づかないよう呼び掛けているが、応答はないという。
YOMIURIOnline2015.12.22
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151222-OYT1T50089.html
1隻は機関砲搭載か…中国船3隻が一時領海侵入
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、26日午前9時30分頃、中国海警局の公船3隻が、沖縄県石垣市の尖閣諸島・久場島沖の領海に相次いで侵入した。
このうち1隻は、船体の前方と後方の左右計4か所に、機関砲のようなものを搭載していた。武装した可能性のある中国公船が、領海内で確認されたのは初めて。
3隻は約1時間10分後に領海を出て、その約1時間後には接続水域(領海の外側約22キロ)からも出た。
YOMIURIOnline2015.12.26
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151226-OYT1T50063.html
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、26日午前9時30分頃、中国海警局の公船3隻が、沖縄県石垣市の尖閣諸島・久場島沖の領海に相次いで侵入した。
このうち1隻は、船体の前方と後方の左右計4か所に、機関砲のようなものを搭載していた。武装した可能性のある中国公船が、領海内で確認されたのは初めて。
3隻は約1時間10分後に領海を出て、その約1時間後には接続水域(領海の外側約22キロ)からも出た。
YOMIURIOnline2015.12.26
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151226-OYT1T50063.html
「武装」中国船が領海侵犯 尖閣周辺、ほか2隻も
26日午前9時半すぎ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入した。1隻は機関砲のようなものを搭載しており、領海外側 の接続水域を航行しているのが22日から確認されていた。第11管区海上保安本部(那覇)によると、武器のようなものを装備した中国船が領海に侵入するの は初めて。
産経ニュース2015.12.26
http://www.sankei.com/affairs/news/151226/afr1512260010-n1.html
26日午前9時半すぎ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入した。1隻は機関砲のようなものを搭載しており、領海外側 の接続水域を航行しているのが22日から確認されていた。第11管区海上保安本部(那覇)によると、武器のようなものを装備した中国船が領海に侵入するの は初めて。
この船は海警31239で、他の2隻は海警2307と2308。中国当局の船が領海侵入するのは20日以来で、今年に入って35日目。尖閣周辺での航行が確認されたのは7日連続。
海上保安庁の巡視船が領海から出るよう警告したのに対し「貴船はわが国の領海に侵入した。ただちに退去してください」と応答があった。産経ニュース2015.12.26
http://www.sankei.com/affairs/news/151226/afr1512260010-n1.html
朝日 http://www.asahi.com/articles/ASHDV3JP2HDVUTIL00R.html
毎日 http://mainichi.jp/articles/20151223/k00/00m/010/017000c
各紙記事にはしてますね。
それでですね、もう一つ気になったこと
【youtube】3/3【大晦日討論】本当のことを言おう!中国情勢[桜H27/12/31]
26:24~
宮崎正弘氏「タイミング的にはあと2週間くらいで台湾総選挙なんですよ。今の段階で野党(民進党:筆者)が勝つことが明らかなんですけど。そうすると必ず前日に暗殺が起きるんだよね。この前もね、連戦の息子撃たれたでしょ。今回も絶対ある。あるんだけどもね、その時には非常事態宣言をして、選挙無効にすると。いうような手立てがあるんですよ。だからこれも習近平がどれほどの重圧を感じて軍事的な冒険に出るかどうかっていう見極めが必要ではありますけどね。そういうシナリオも否定できない。」
(親中派馬英九政権は終わるということですね)宮崎正弘氏「タイミング的にはあと2週間くらいで台湾総選挙なんですよ。今の段階で野党(民進党:筆者)が勝つことが明らかなんですけど。そうすると必ず前日に暗殺が起きるんだよね。この前もね、連戦の息子撃たれたでしょ。今回も絶対ある。あるんだけどもね、その時には非常事態宣言をして、選挙無効にすると。いうような手立てがあるんですよ。だからこれも習近平がどれほどの重圧を感じて軍事的な冒険に出るかどうかっていう見極めが必要ではありますけどね。そういうシナリオも否定できない。」
この話、対談の中では他と結び付けられることはなかったんだけど
尖閣周辺に武装中国船
台湾総選挙
思っているより事態が切迫している
急に慰安婦問題合意になったことと連動してるんじゃないかな・・
参考
宗主国様はご不快の様子
宗主国様はご不快の様子
エサを投げてみたらわめき散らし右往左往 続き
(´・ω・`)やっぱり国主導なのねってことで証拠残しておく
(´・ω・`)中国の反応なんだけど
ふーん
レコードチャイナと朝鮮日報と産経3つの記事から
1.今回の合意は対中国by米 だった
2.結構切羽詰まってるっぽい
このくらいは確かって言えるかな
自分は10億は時間稼ぎじゃないかと思ってるんだけど(憶測
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151229/k10010356091000.html
そういうことなんで"irreversible"でヨロシク(無駄だろうけど
年末に何だかスッキリしないことになりましたが
みなさまよいお年を(´・ω・`)ノ
(´・ω・`)やっぱり国主導なのねってことで証拠残しておく
慰安婦合意:「不可逆的=韓国は北朝鮮並みに何度も約束を破る」
合意の解釈の食い違う韓日
「世界記録遺産への登録保留で合意」報道、韓国政府は「事実無根」と否定
安倍首相がこだわった「不可逆的」という表現、「北朝鮮との核交渉で使うもの」との批判も
韓国政府は従軍慰安婦問題交渉を妥結させたが、その内容をめぐって解釈に食い違いがあったり、一部の表現について適切かどうか問題になったりといった余波が強まっている
妥結翌日の29日、日本では「慰安婦合意に伴い、韓国は慰安婦記録物のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界記録遺産への登録も保留することにした」という報道がなされた。韓国政府は現在、女性家族部(省に相当。以下同じ)傘下の財団法人「韓国女性人権振興院」が 中国など被害当事国と連帯し、慰安婦記録を共同で世界記録遺産に登録することを推し進めているが、これが前日の慰安婦合意中の「国際社会における相互非難 の自制」に抵触しかねないという。岸田文雄外相も28日、帰国後の取材で「韓国が(登録)申請に加わることはないだろう」と発言した。
これについて韓国外交部は「事実無根。そのような合意をしたことはない」とコメントした。日本側がこの問題に言及したのは事実だが、民間主導で推進してい る事案をめぐって韓国政府が日本と合意するということ自体、ナンセンスだという。しかし韓国政府の釈明にもかかわらず、非難の声は容易には消えない。韓国 政府の考えとは異なり、日本側が慰安婦記録物の世界記録遺産登録を「国際社会における日本への非難」とみなし、韓国政府に「登録保留」を要請する状況が生 起する可能性は十分にある、という解釈も出ている。
慰安婦合意に登場した「不可逆的(irreversible)」と いう用語の適切さをめぐっても、いろいろな話が出ている。外交専門家らは、この用語について「何度も約束を破って信頼し難い相手に対し、何らかの措置を強 制しようとする場合に使われる用語。北朝鮮の核をめぐる交渉で登場するが、通常の外交関係ではあまり使わない」と語った。
今回「不可逆的」という表現には、日本側がこだわったという。29日付の読売新聞によると、安倍晋三首相は今月24日、岸田外相を首相官邸に呼び、慰安婦問題協議のための訪韓を指示すると共に「合意に『最終的かつ不可逆的』という文言が入らない場合、交渉をやめて帰るように」と注文した。
韓国政府の元官僚だったある人物は「慰安婦問題に繰り返し言及する韓国を、日本は北朝鮮レベルと見ているということ。侮辱に近い表現を受け入れた」と語った。
(何が侮辱?)
李竜洙(イ・ヨンス)記者朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123000737.html
合意の解釈の食い違う韓日
「世界記録遺産への登録保留で合意」報道、韓国政府は「事実無根」と否定
安倍首相がこだわった「不可逆的」という表現、「北朝鮮との核交渉で使うもの」との批判も
韓国政府は従軍慰安婦問題交渉を妥結させたが、その内容をめぐって解釈に食い違いがあったり、一部の表現について適切かどうか問題になったりといった余波が強まっている
妥結翌日の29日、日本では「慰安婦合意に伴い、韓国は慰安婦記録物のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界記録遺産への登録も保留することにした」という報道がなされた。韓国政府は現在、女性家族部(省に相当。以下同じ)傘下の財団法人「韓国女性人権振興院」が 中国など被害当事国と連帯し、慰安婦記録を共同で世界記録遺産に登録することを推し進めているが、これが前日の慰安婦合意中の「国際社会における相互非難 の自制」に抵触しかねないという。岸田文雄外相も28日、帰国後の取材で「韓国が(登録)申請に加わることはないだろう」と発言した。
これについて韓国外交部は「事実無根。そのような合意をしたことはない」とコメントした。日本側がこの問題に言及したのは事実だが、民間主導で推進してい る事案をめぐって韓国政府が日本と合意するということ自体、ナンセンスだという。しかし韓国政府の釈明にもかかわらず、非難の声は容易には消えない。韓国 政府の考えとは異なり、日本側が慰安婦記録物の世界記録遺産登録を「国際社会における日本への非難」とみなし、韓国政府に「登録保留」を要請する状況が生 起する可能性は十分にある、という解釈も出ている。
慰安婦合意に登場した「不可逆的(irreversible)」と いう用語の適切さをめぐっても、いろいろな話が出ている。外交専門家らは、この用語について「何度も約束を破って信頼し難い相手に対し、何らかの措置を強 制しようとする場合に使われる用語。北朝鮮の核をめぐる交渉で登場するが、通常の外交関係ではあまり使わない」と語った。
今回「不可逆的」という表現には、日本側がこだわったという。29日付の読売新聞によると、安倍晋三首相は今月24日、岸田外相を首相官邸に呼び、慰安婦問題協議のための訪韓を指示すると共に「合意に『最終的かつ不可逆的』という文言が入らない場合、交渉をやめて帰るように」と注文した。
韓国政府の元官僚だったある人物は「慰安婦問題に繰り返し言及する韓国を、日本は北朝鮮レベルと見ているということ。侮辱に近い表現を受け入れた」と語った。
(何が侮辱?)
李竜洙(イ・ヨンス)記者朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123000737.html
(´・ω・`)中国の反応なんだけど
日韓の慰安婦合意、中国国民は「失望」―英メディア
2015年12月29日、BBC中国語版サイトは記事「慰安婦問題にかける日本の誠意、『注目して待つ』と中国」を掲載した。
28日、ソウルで従軍慰安婦問題に関する日韓外相会談が行われた。安倍晋三首相の謝罪、日本政府による元慰安婦に対する10億円の支出などが盛り込まれた「最終的かつ不可逆的な解決」が合意された。
29 日の定例記者会見で、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は日韓の合意について言及している。「日本が真摯(しんし)に侵略の歴史を正視し反省し、責任 ある態度で関連する問題を処理するよう促す」という従来の主張は変わらないとコメントした。一方、ネットユーザーからは「残念なコメント」「失望した」と の声も上がっている。
中国官制メディアの環球時報は29日の社説で、「日韓和解は日中対立のカードにはならない。日本政府が歴史問題に対する態度を変えなければ、中国を納得させることはできない」と厳しい姿勢を示している。
(翻訳・編集/増田聡太郎)
Record China2015.12.30
http://www.recordchina.co.jp/a126080.html
あれ、何か怒ってる?2015年12月29日、BBC中国語版サイトは記事「慰安婦問題にかける日本の誠意、『注目して待つ』と中国」を掲載した。
28日、ソウルで従軍慰安婦問題に関する日韓外相会談が行われた。安倍晋三首相の謝罪、日本政府による元慰安婦に対する10億円の支出などが盛り込まれた「最終的かつ不可逆的な解決」が合意された。
29 日の定例記者会見で、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は日韓の合意について言及している。「日本が真摯(しんし)に侵略の歴史を正視し反省し、責任 ある態度で関連する問題を処理するよう促す」という従来の主張は変わらないとコメントした。一方、ネットユーザーからは「残念なコメント」「失望した」と の声も上がっている。
中国官制メディアの環球時報は29日の社説で、「日韓和解は日中対立のカードにはならない。日本政府が歴史問題に対する態度を変えなければ、中国を納得させることはできない」と厳しい姿勢を示している。
(翻訳・編集/増田聡太郎)
Record China2015.12.30
http://www.recordchina.co.jp/a126080.html
慰安婦合意:英紙「日米の勝利」、香港紙「中国のほおを引っぱたいた」
各国のメディアの反応
中国紙・環球時報「米、韓日米が足並みそろえ中国に圧力かけること望む」
英紙・ガーディアン「安倍首相の重要な成功…米も間接的成功」
中国は韓日の慰安婦問題合意に対し不快感をあらわにした。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は29日、台湾・東呉大学の劉必栄教授の話を引用し、 「(慰安婦関連の)日本の謝罪は米国が圧力をかけたため」「米国は、韓日が和解後に米国と足並みをそろえて中国に圧力をかけることを望んでいる」と書い た。劉必栄教授は「来年から南シナ海問題などで(韓米日同盟が)中国に対抗する可能性がある」と語った。
台湾紙の中国時報は「韓日が歴 史的合意に達した時、台北駐日経済文化代表処(駐日代表部に相当)の駐日代表は休暇中だった」「台湾も韓国の事例を参考に、日本に謝罪と賠償を要求すべき だ」と書いた。中国でも「韓国式の慰安婦解決策は考慮に値する」という反応が出ている。香港紙の蘋果日報は「中国の強硬な謝罪要求にびくともしなかった日 本が韓国に手を差し出したことで『中国のほおを引っぱたいた形』になった」と報じた。
英国紙ガーディアンは「韓国が慰安婦関連で合意したのは、日本と米国の勝利」との見出しで、「いわゆる慰安婦論争に関する韓日間の歴史的な合意は、安倍晋 三首相にとって重要な成功であると同時に、北朝鮮や中国の脅威に対抗して北東アジア(韓国・日本)同盟の構築を促してきた米国にとっても間接的な成功だ」 と評価した。また、「『両国間の新たな時代を切り開こう』という安倍首相のメッセージに対し、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は『今回の合意で両国間の信頼 を築き、新たな関係を切り開くことを希望する』と回答した」「朴大統領の反応は(日本に)比べると明らかに冷ややか(notably cooler)だった」と書いた。
仏紙フィガロは「今回の合意は両国の外交関係の転換点」と評価しながらも、合意案が両国社会ですんな り受け入れられるかについては懐疑的だ。同紙は合意に反対する元慰安婦ユ・ヒナムさんの発言と合わせて、「今回の合意案を受けての韓国の世論は(賛否が) 入り交じっている」と報じた。さらに、「今回の合意のカギは、韓国側が今後、これを順守するかどうかだ」という神戸大学大学院の木村幹教授の言葉を引用、韓国側を依然として信じていない日本社会のムードを伝えた。そして、「尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部(省に相当)長官は『韓日国交正常化50周年が終わる直前の交渉が妥結してうれしい』と言ったが、尹長官の言葉に韓国の市民社会が共感しているかは疑問だ」と評した。
欧州の従軍慰安婦被害国であるオランダも、今回の交渉合意に大きな関心を寄せている。第二次世界大戦時のオランダ人従軍慰安婦のための権益団体「日本名誉 負債財団」代表は現地の番組に出演し、「日本は70年ぶりに(戦争犯罪を)認めた。政治的圧力を行使した米国、そして韓国が今回の合意を実現させた」「オ ランダの元慰安婦も謝罪を受けられるようにする」と語った。
北京=アン・ヨンヒョン特派員 , イ・ボルチャン記者朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123000823.html
(台湾、オランダはアジア女性基金で金受け取ってるでしょうに)各国のメディアの反応
中国紙・環球時報「米、韓日米が足並みそろえ中国に圧力かけること望む」
英紙・ガーディアン「安倍首相の重要な成功…米も間接的成功」
中国は韓日の慰安婦問題合意に対し不快感をあらわにした。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は29日、台湾・東呉大学の劉必栄教授の話を引用し、 「(慰安婦関連の)日本の謝罪は米国が圧力をかけたため」「米国は、韓日が和解後に米国と足並みをそろえて中国に圧力をかけることを望んでいる」と書い た。劉必栄教授は「来年から南シナ海問題などで(韓米日同盟が)中国に対抗する可能性がある」と語った。
台湾紙の中国時報は「韓日が歴 史的合意に達した時、台北駐日経済文化代表処(駐日代表部に相当)の駐日代表は休暇中だった」「台湾も韓国の事例を参考に、日本に謝罪と賠償を要求すべき だ」と書いた。中国でも「韓国式の慰安婦解決策は考慮に値する」という反応が出ている。香港紙の蘋果日報は「中国の強硬な謝罪要求にびくともしなかった日 本が韓国に手を差し出したことで『中国のほおを引っぱたいた形』になった」と報じた。
英国紙ガーディアンは「韓国が慰安婦関連で合意したのは、日本と米国の勝利」との見出しで、「いわゆる慰安婦論争に関する韓日間の歴史的な合意は、安倍晋 三首相にとって重要な成功であると同時に、北朝鮮や中国の脅威に対抗して北東アジア(韓国・日本)同盟の構築を促してきた米国にとっても間接的な成功だ」 と評価した。また、「『両国間の新たな時代を切り開こう』という安倍首相のメッセージに対し、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は『今回の合意で両国間の信頼 を築き、新たな関係を切り開くことを希望する』と回答した」「朴大統領の反応は(日本に)比べると明らかに冷ややか(notably cooler)だった」と書いた。
仏紙フィガロは「今回の合意は両国の外交関係の転換点」と評価しながらも、合意案が両国社会ですんな り受け入れられるかについては懐疑的だ。同紙は合意に反対する元慰安婦ユ・ヒナムさんの発言と合わせて、「今回の合意案を受けての韓国の世論は(賛否が) 入り交じっている」と報じた。さらに、「今回の合意のカギは、韓国側が今後、これを順守するかどうかだ」という神戸大学大学院の木村幹教授の言葉を引用、韓国側を依然として信じていない日本社会のムードを伝えた。そして、「尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部(省に相当)長官は『韓日国交正常化50周年が終わる直前の交渉が妥結してうれしい』と言ったが、尹長官の言葉に韓国の市民社会が共感しているかは疑問だ」と評した。
欧州の従軍慰安婦被害国であるオランダも、今回の交渉合意に大きな関心を寄せている。第二次世界大戦時のオランダ人従軍慰安婦のための権益団体「日本名誉 負債財団」代表は現地の番組に出演し、「日本は70年ぶりに(戦争犯罪を)認めた。政治的圧力を行使した米国、そして韓国が今回の合意を実現させた」「オ ランダの元慰安婦も謝罪を受けられるようにする」と語った。
北京=アン・ヨンヒョン特派員 , イ・ボルチャン記者朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123000823.html
【「慰安婦」日韓合意】
中国、にじむ悔しさ…歴史共闘、韓国“離脱”の動き
【北京=矢板明夫】日本と韓国が慰安婦問題で合意したことに関し、中国外務省の陸慷報道官は29日の定例記者会見で、歴史問題についての中国の従来の立場 を繰り返した上で「事の成り行きを見守りたい」と述べ、具体的な論評を避けた。だが、中国の官製メディアは批判的な論陣を張るなど、歴史問題で共闘してき た韓国の突然の“離脱”に悔しさをにじませた。
「米国が裏でいろいろ動いた結果」
29日付の中国共産党機関紙、人民日報傘下の環球時報は1面トップで、日韓が慰安婦問題で合意に達したことを「意外だ」と伝えるとともに、韓国外務省前で抗議デモを行う市民団体の写真を大きく掲載した。
この記事は遼寧省社会科学院の呂超研究員のコメントを引用する形で「米国が裏でいろいろと動いた結果だ。日本は韓国に譲歩したようにみえるが、一種の策略にすぎない。侵略戦争について本気で反省したわけではない」と分析した。
北京の国際関係学者によれば、習近平政権はここ数年、東・南シナ海に積極的に進出したため日米や東南アジア諸国との関係が悪化した。一方で中国はロシアと 韓国との関係を強化。ロシアとは米国と対抗する狙いで連携を深め、韓国とは歴史問題で日本を批判して足並みをそろえてきた。
世界記憶遺産、一緒に申請のはずが…
韓国の政治家による日本批判の発言は中国国内で大きく報道されるのが常だ。中国は、伊藤博文を暗殺した安重根の記念施設を韓国政府がハルビン駅前に建設す るのを特別に認めたこともある。また、中国国内では一般民衆のデモは認められないため、官製メディアが日本を批判する際は、韓国の反日団体がソウルの日本 大使館前で抗議するデモなどの映像を使用。韓国の動きを大きく伝えて習政権の対日強硬策を正当化させる思惑とみられる。
しかし、韓国が慰安婦問題で日本と合意したことは、中国が歴史問題で日本をたたく際の重要な仲間を失うことになる可能性もある。中国共産党関係者は「中国は単独での対日批判はやりにくい。来年は中日関係も回復に向かうかもしれない」との見方を示した。
産経ニュース2015.12.31
http://www.sankei.com/politics/news/151229/plt1512290027-n1.html
中国、にじむ悔しさ…歴史共闘、韓国“離脱”の動き
【北京=矢板明夫】日本と韓国が慰安婦問題で合意したことに関し、中国外務省の陸慷報道官は29日の定例記者会見で、歴史問題についての中国の従来の立場 を繰り返した上で「事の成り行きを見守りたい」と述べ、具体的な論評を避けた。だが、中国の官製メディアは批判的な論陣を張るなど、歴史問題で共闘してき た韓国の突然の“離脱”に悔しさをにじませた。
「米国が裏でいろいろ動いた結果」
29日付の中国共産党機関紙、人民日報傘下の環球時報は1面トップで、日韓が慰安婦問題で合意に達したことを「意外だ」と伝えるとともに、韓国外務省前で抗議デモを行う市民団体の写真を大きく掲載した。
この記事は遼寧省社会科学院の呂超研究員のコメントを引用する形で「米国が裏でいろいろと動いた結果だ。日本は韓国に譲歩したようにみえるが、一種の策略にすぎない。侵略戦争について本気で反省したわけではない」と分析した。
北京の国際関係学者によれば、習近平政権はここ数年、東・南シナ海に積極的に進出したため日米や東南アジア諸国との関係が悪化した。一方で中国はロシアと 韓国との関係を強化。ロシアとは米国と対抗する狙いで連携を深め、韓国とは歴史問題で日本を批判して足並みをそろえてきた。
世界記憶遺産、一緒に申請のはずが…
韓国の政治家による日本批判の発言は中国国内で大きく報道されるのが常だ。中国は、伊藤博文を暗殺した安重根の記念施設を韓国政府がハルビン駅前に建設す るのを特別に認めたこともある。また、中国国内では一般民衆のデモは認められないため、官製メディアが日本を批判する際は、韓国の反日団体がソウルの日本 大使館前で抗議するデモなどの映像を使用。韓国の動きを大きく伝えて習政権の対日強硬策を正当化させる思惑とみられる。
しかし、韓国が慰安婦問題で日本と合意したことは、中国が歴史問題で日本をたたく際の重要な仲間を失うことになる可能性もある。中国共産党関係者は「中国は単独での対日批判はやりにくい。来年は中日関係も回復に向かうかもしれない」との見方を示した。
産経ニュース2015.12.31
http://www.sankei.com/politics/news/151229/plt1512290027-n1.html
ふーん
レコードチャイナと朝鮮日報と産経3つの記事から
1.今回の合意は対中国by米 だった
2.結構切羽詰まってるっぽい
このくらいは確かって言えるかな
自分は10億は時間稼ぎじゃないかと思ってるんだけど(憶測
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151229/k10010356091000.html
そういうことなんで"irreversible"でヨロシク(無駄だろうけど
年末に何だかスッキリしないことになりましたが
みなさまよいお年を(´・ω・`)ノ
エサを投げてみたらわめき散らし右往左往
ふふ
本当に馬鹿馬鹿しい
こんな馬鹿馬鹿しい国と関わるのはうんざりですわね
そんなことより慰安婦問題焚き付けたゴミどもの追及を忘れてはいけないですわよ
ゴミども>>>>>>>>>>>>>>>>>>>安倍
安倍叩くなら100倍ゴミを叩くのを忘れるな!
例えばこういうところですね
『日韓外相会談に対する日本軍「慰安婦」問題解決全国行動声明』
2015年12月29日
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 共同代表 梁澄子 渡辺美奈
連絡先:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F wam気付
→h ttp://wam-peace.org/20151229/
朝鮮日報だって朝日新聞から始まったって書いてるじゃないですか
元慰安婦の女性たちに会う外交部次官
http://news.joins.com/article/19324374
( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \
被害者でもないものを被害者に仕立て上げて挙句自分で頭下げに行って馬鹿みたい
本当に馬鹿馬鹿しい
こんな馬鹿馬鹿しい国と関わるのはうんざりですわね
そんなことより慰安婦問題焚き付けたゴミどもの追及を忘れてはいけないですわよ
ゴミども>>>>>>>>>>>>>>>>>>>安倍
安倍叩くなら100倍ゴミを叩くのを忘れるな!
例えばこういうところですね
『日韓外相会談に対する日本軍「慰安婦」問題解決全国行動声明』
2015年12月29日
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 共同代表 梁澄子 渡辺美奈
連絡先:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F wam気付
→h ttp://wam-peace.org/20151229/
朝鮮日報だって朝日新聞から始まったって書いてるじゃないですか
慰安婦合意:1991年朝日新聞の金学順さんインタビューから始まった「24年間の戦い」
紆余曲折を経た慰安婦交渉
金泳三政権のときに河野談話などで進展…日本の右翼の反対運動で後ずさり
李明博政権のときは妥結直前で白紙に
従軍慰安婦問題が浮上したのは1991年8月、故・金学順(キム・ハクスン)さん(当時67歳)が、朝日新聞のインタビューを通して慰安婦の被害事実を初めて証言してからだ。17歳のとき日本軍に連れて行かれた金さんは「日本軍は慰安婦に関与しなかった」という日本政府の偽りの発表を聞き、自分の過去を公開することにした。その後、記者会見も行い、被害者およそ200人の証言が相次いだ。
(裁判の時と証言を変える国ってすごいですわね)
翌年、日本の加藤紘一官房長官が、実態調査を通して日本軍が慰安所の運営に関与したという事実を初めて認めた。金泳三(キム・ヨンサム)大統領は92年、「被害者に対する金銭補償はこちらの仕事、日本は真相究明を」という基本的立場を明らかにした。その後、慰安婦動員の強制性を認めて謝罪する河野談話(93年)が出てきた。日本の教科書に慰安婦の事実が初めて記述され、関連基金が創設されたのもこの時期だ。
しかし97年、「新しい歴史教科書を作る会」な ど日本の右翼団体が、慰安婦について認めたことを「自虐史観」と規定して反対運動を繰り広げたため、後ずさりが始まった。右翼側は、65年の国交正常化の とき「両国国民間の財産と権利の問題は解決した」とする条項を持ち出し、慰安婦関連の賠償もこれ以上取り上げてはならないという論理を展開した。
韓国内外の市民団体の努力で、07年に米国連邦議会下院本会議で、日本に対し慰安婦関連の公式謝罪を要求する決議が採択された。08年には国連人権委も「責任を認めるべき」と日本を圧迫した。韓国の憲法裁判所は11年「韓国政府が被害者の請求権紛争を解決しようと努力しないのは違憲」という決定を下した。
韓日両国の意見が最も近くなったのは、李明博(イ・ミョンバク)政権のときだった、日本の首相による謝罪の手紙、駐韓日本大使と被害者との対面および直接謝罪、被害者への賠償などを内容とする「佐々江案」と 「斉藤案」が12年に登場した。しかし日本の政権が自民党の安倍晋三政権に移ったことで、これらの案は白紙となった。しかし米国各地に慰安婦記念碑・少女 像などが立てられ、慰安婦問題は国際社会で「普遍的な女性の人権」問題へと拡大した。朴槿恵(パク・クンヘ)政権になり、14年4月から韓日局長級協議が 初めて稼働、1年8カ月経て今月28日に慰安婦交渉がひとまず妥結した。
鄭始幸(チョン・シヘン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015.12.29
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122900650.html
紆余曲折を経た慰安婦交渉
金泳三政権のときに河野談話などで進展…日本の右翼の反対運動で後ずさり
李明博政権のときは妥結直前で白紙に
従軍慰安婦問題が浮上したのは1991年8月、故・金学順(キム・ハクスン)さん(当時67歳)が、朝日新聞のインタビューを通して慰安婦の被害事実を初めて証言してからだ。17歳のとき日本軍に連れて行かれた金さんは「日本軍は慰安婦に関与しなかった」という日本政府の偽りの発表を聞き、自分の過去を公開することにした。その後、記者会見も行い、被害者およそ200人の証言が相次いだ。
(裁判の時と証言を変える国ってすごいですわね)
翌年、日本の加藤紘一官房長官が、実態調査を通して日本軍が慰安所の運営に関与したという事実を初めて認めた。金泳三(キム・ヨンサム)大統領は92年、「被害者に対する金銭補償はこちらの仕事、日本は真相究明を」という基本的立場を明らかにした。その後、慰安婦動員の強制性を認めて謝罪する河野談話(93年)が出てきた。日本の教科書に慰安婦の事実が初めて記述され、関連基金が創設されたのもこの時期だ。
しかし97年、「新しい歴史教科書を作る会」な ど日本の右翼団体が、慰安婦について認めたことを「自虐史観」と規定して反対運動を繰り広げたため、後ずさりが始まった。右翼側は、65年の国交正常化の とき「両国国民間の財産と権利の問題は解決した」とする条項を持ち出し、慰安婦関連の賠償もこれ以上取り上げてはならないという論理を展開した。
韓国内外の市民団体の努力で、07年に米国連邦議会下院本会議で、日本に対し慰安婦関連の公式謝罪を要求する決議が採択された。08年には国連人権委も「責任を認めるべき」と日本を圧迫した。韓国の憲法裁判所は11年「韓国政府が被害者の請求権紛争を解決しようと努力しないのは違憲」という決定を下した。
韓日両国の意見が最も近くなったのは、李明博(イ・ミョンバク)政権のときだった、日本の首相による謝罪の手紙、駐韓日本大使と被害者との対面および直接謝罪、被害者への賠償などを内容とする「佐々江案」と 「斉藤案」が12年に登場した。しかし日本の政権が自民党の安倍晋三政権に移ったことで、これらの案は白紙となった。しかし米国各地に慰安婦記念碑・少女 像などが立てられ、慰安婦問題は国際社会で「普遍的な女性の人権」問題へと拡大した。朴槿恵(パク・クンヘ)政権になり、14年4月から韓日局長級協議が 初めて稼働、1年8カ月経て今月28日に慰安婦交渉がひとまず妥結した。
鄭始幸(チョン・シヘン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015.12.29
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122900650.html
【コラム】「日本のせい」ではなく、日本を畏怖させる外交を
元慰安婦の女性たちが涙する本当の理由
元慰安婦たちに「希望拷問」ばかりの韓国政府は日本と同じ
日本のせいにばかりせず、韓国が思い切った転換実践すれば日本の方が窮地に
今年87歳の李容洙(イ・ヨンス)さんはとうとう涙をこぼした。李容洙さんはおととい、ソウル市麻浦区にある韓国挺身隊対策協議会(挺対協)の事務所を訪 れた。朝早くに大邱を出発してソウルに来たという。韓日外相会談の結果を見守るためだ。李容洙さんは両国外相の発表を聞き、「日本は口ではそう言うが、実 際に謝罪したわけではない」と声を荒らげた。そして「お前ら(元慰安婦たち)がカネを稼ぎに行ったから、苦労したからカネをやる(ということだ)…」と言 いかけて、声を詰まらせた。
大邱は李容洙さんの生まれ故郷だ。15歳だった1943年10月、「隣人に呼ばれて外出したところ、ほかの 女性4人と一緒に日本軍に連れて行かれた」という。汽車・トラック・船などに乗り換えた末に行き着いたのが台湾だった。そして10代半ばにして日本軍の性 の慰みものになった。第二次世界大戦が終わった後、故郷に戻ったが、半世紀近くにわたり自身がさいなまれたおぞましい過去について、誰にも訴えることがで きず、ずっと一人暮らしをしてきた。今は保証金180万ウォン(約18万円)の永久賃貸アパートで一人暮らしをしているという。
(家出じゃんw)
筆者が慰安婦問題に初めてかかわったのは1991年夏、外交部(省に相当)に出入りしていた時のことだった。「従軍慰安婦」だったという事実を隠して生き てきた数人の元慰安婦女性が初めて口を開いた。同年8月、当時67歳だった金学順(キム・ハクスン)さんが記者会見を開き、17歳の時に3カ月間従軍慰安 婦として暮らし、脱出したことを公表した。この時から宮澤喜一首相=当時=が訪韓した92年初めまで、韓国は「慰安婦問題の大きな炎」に包まれた。激しい デモが相次ぎ、日の丸や日本人政治家の人形に火がつけられた。きょう1211回目を迎えるソウルの日本大使館前で水曜集会が始まったのもこのころだ。
慰安婦問題が明らかになると、韓国政府は日本に対し超強硬姿勢を取った。盧泰愚(ノ・テウ)大統領=当時=は日本の首相を前にして「歴史と国民の前でうそをついている」と責め立てた。だが、韓国政府の焦点は慰安婦問題ではなく、韓国の貿易赤字の大半を占める対日貿易不均衡の改善案を日本側から引き出すことだった。 当時水面下で行われた韓日実務交渉の場で会った韓国の外交官は「慰安婦問題を対日貿易不均衡と結び付ける交渉は、外交官の良心上、到底できない」とまで 言った。こうした紆余(うよ)曲折の末、韓日経済協力案が整備されたが、実質的な貿易不均衡改善効果はほとんどなかった。
(歴史認識問題は完全な口実だと白状しましたね)
日本の専門家たちによると、慰安婦や歴史認識問題を別の何かと結び付ける韓国側の交渉戦略は、日本に逆利用されるのが常だったという。かえって、1993年に金泳三(キム・ヨンサム)大統領が就任直後に「慰安婦問題に関して金銭的補償は要求しないから、歴史の真実を明らかにしよう」と言ってきた時、日本は一番困惑したとのことだ。事実、日本側が慰安婦問題で最も前向きな姿勢を取ったと評価される河野談話はその直後に発表され、慰安婦問題が初めて日本の教科書に掲載された。
(金銭的補償は要求しないというのが口実だと白状しましたね)
しかし、その後25年近く、慰安婦問題は堂々巡りをするばかりだった。韓国政府は日本に国としての賠償を要求する元慰安婦たちに対し、正直にそれが「容易 でない要求」であることを説得する勇気もなかった。だからといって、日本に対して思い切った提案をする自信もなかった。ただ、慰安婦問題に関する国内外の 怒りが沸点に達しそうになったら臨機応変に対日強硬姿勢を取ることで精いっぱいだった。韓国政府は元慰安婦たちにこうした形で「希望拷問」(実現できない ことを知りながら、実現できるかのように希望を持たせ、結果的に苦しめること)をしてきたのだ。
筆者はしばしば、日本の首相が予定外で来韓し、元慰安婦の女性たちが暮らしている京畿道の「ナヌムの家」を 訪れ、頭を下げて謝罪する姿を想像していた。日本と同じく第二次世界大戦の戦犯国であるドイツは、折に触れてナチスの被害者のもとを訪れ、許しを請うた。 もし、日本もそれができたなら、日本を見直していただろうし、日本を恐れる気持ちも膨らんでいただろう。だが、日本はそうはできない国だということが今回 の交渉であらためて明らかになった。ドイツがヨーロッパだけでなく世界のリーダー国となった一方で、日本が近隣諸国との旧怨(古くからの恨み)に足を引っ 張られ、さらに前に進めないのも、こうした理由があるからだろう。
日本を相手に激しい言葉で感情的に対応すれば、国際社会の中で韓国人 自らが「韓国の立場」を狭めるばかりだ。この3年間、現政権がやってきた対日外交の失敗がその証拠だ。韓日関係は慰安婦交渉合意で再び出発点に立った。今 こそ日本に韓国を畏怖させる発想の転換と外交戦略を考えなければならない。慰安婦問題を初めて提起した金学順さんは1997年にこの世を去った。金学順さ んをはじめ、元慰安婦として登録された約200人のうち、現在生存しているのは46人だけだ。日本のせいにばかりにするのではなく、私たち韓国人が真心を もって元慰安婦の女性たちに寄り添って行ければと思う。
(畏怖・・・まぁガンバレwそして合意覆す気満々と白状しましたね)
朴斗植(パク・ドゥシク)副局長兼社会部長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015.12.30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123001044.html
元慰安婦たちに「希望拷問」ばかりの韓国政府は日本と同じ
日本のせいにばかりせず、韓国が思い切った転換実践すれば日本の方が窮地に
今年87歳の李容洙(イ・ヨンス)さんはとうとう涙をこぼした。李容洙さんはおととい、ソウル市麻浦区にある韓国挺身隊対策協議会(挺対協)の事務所を訪 れた。朝早くに大邱を出発してソウルに来たという。韓日外相会談の結果を見守るためだ。李容洙さんは両国外相の発表を聞き、「日本は口ではそう言うが、実 際に謝罪したわけではない」と声を荒らげた。そして「お前ら(元慰安婦たち)がカネを稼ぎに行ったから、苦労したからカネをやる(ということだ)…」と言 いかけて、声を詰まらせた。
大邱は李容洙さんの生まれ故郷だ。15歳だった1943年10月、「隣人に呼ばれて外出したところ、ほかの 女性4人と一緒に日本軍に連れて行かれた」という。汽車・トラック・船などに乗り換えた末に行き着いたのが台湾だった。そして10代半ばにして日本軍の性 の慰みものになった。第二次世界大戦が終わった後、故郷に戻ったが、半世紀近くにわたり自身がさいなまれたおぞましい過去について、誰にも訴えることがで きず、ずっと一人暮らしをしてきた。今は保証金180万ウォン(約18万円)の永久賃貸アパートで一人暮らしをしているという。
(家出じゃんw)
筆者が慰安婦問題に初めてかかわったのは1991年夏、外交部(省に相当)に出入りしていた時のことだった。「従軍慰安婦」だったという事実を隠して生き てきた数人の元慰安婦女性が初めて口を開いた。同年8月、当時67歳だった金学順(キム・ハクスン)さんが記者会見を開き、17歳の時に3カ月間従軍慰安 婦として暮らし、脱出したことを公表した。この時から宮澤喜一首相=当時=が訪韓した92年初めまで、韓国は「慰安婦問題の大きな炎」に包まれた。激しい デモが相次ぎ、日の丸や日本人政治家の人形に火がつけられた。きょう1211回目を迎えるソウルの日本大使館前で水曜集会が始まったのもこのころだ。
慰安婦問題が明らかになると、韓国政府は日本に対し超強硬姿勢を取った。盧泰愚(ノ・テウ)大統領=当時=は日本の首相を前にして「歴史と国民の前でうそをついている」と責め立てた。だが、韓国政府の焦点は慰安婦問題ではなく、韓国の貿易赤字の大半を占める対日貿易不均衡の改善案を日本側から引き出すことだった。 当時水面下で行われた韓日実務交渉の場で会った韓国の外交官は「慰安婦問題を対日貿易不均衡と結び付ける交渉は、外交官の良心上、到底できない」とまで 言った。こうした紆余(うよ)曲折の末、韓日経済協力案が整備されたが、実質的な貿易不均衡改善効果はほとんどなかった。
(歴史認識問題は完全な口実だと白状しましたね)
日本の専門家たちによると、慰安婦や歴史認識問題を別の何かと結び付ける韓国側の交渉戦略は、日本に逆利用されるのが常だったという。かえって、1993年に金泳三(キム・ヨンサム)大統領が就任直後に「慰安婦問題に関して金銭的補償は要求しないから、歴史の真実を明らかにしよう」と言ってきた時、日本は一番困惑したとのことだ。事実、日本側が慰安婦問題で最も前向きな姿勢を取ったと評価される河野談話はその直後に発表され、慰安婦問題が初めて日本の教科書に掲載された。
(金銭的補償は要求しないというのが口実だと白状しましたね)
しかし、その後25年近く、慰安婦問題は堂々巡りをするばかりだった。韓国政府は日本に国としての賠償を要求する元慰安婦たちに対し、正直にそれが「容易 でない要求」であることを説得する勇気もなかった。だからといって、日本に対して思い切った提案をする自信もなかった。ただ、慰安婦問題に関する国内外の 怒りが沸点に達しそうになったら臨機応変に対日強硬姿勢を取ることで精いっぱいだった。韓国政府は元慰安婦たちにこうした形で「希望拷問」(実現できない ことを知りながら、実現できるかのように希望を持たせ、結果的に苦しめること)をしてきたのだ。
筆者はしばしば、日本の首相が予定外で来韓し、元慰安婦の女性たちが暮らしている京畿道の「ナヌムの家」を 訪れ、頭を下げて謝罪する姿を想像していた。日本と同じく第二次世界大戦の戦犯国であるドイツは、折に触れてナチスの被害者のもとを訪れ、許しを請うた。 もし、日本もそれができたなら、日本を見直していただろうし、日本を恐れる気持ちも膨らんでいただろう。だが、日本はそうはできない国だということが今回 の交渉であらためて明らかになった。ドイツがヨーロッパだけでなく世界のリーダー国となった一方で、日本が近隣諸国との旧怨(古くからの恨み)に足を引っ 張られ、さらに前に進めないのも、こうした理由があるからだろう。
日本を相手に激しい言葉で感情的に対応すれば、国際社会の中で韓国人 自らが「韓国の立場」を狭めるばかりだ。この3年間、現政権がやってきた対日外交の失敗がその証拠だ。韓日関係は慰安婦交渉合意で再び出発点に立った。今 こそ日本に韓国を畏怖させる発想の転換と外交戦略を考えなければならない。慰安婦問題を初めて提起した金学順さんは1997年にこの世を去った。金学順さ んをはじめ、元慰安婦として登録された約200人のうち、現在生存しているのは46人だけだ。日本のせいにばかりにするのではなく、私たち韓国人が真心を もって元慰安婦の女性たちに寄り添って行ければと思う。
(畏怖・・・まぁガンバレwそして合意覆す気満々と白状しましたね)
朴斗植(パク・ドゥシク)副局長兼社会部長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015.12.30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123001044.html
慰安婦めぐる日本の報道に懸念強まる 合意揺るがす恐れも
http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/ArticleJapan/new_ArticlePhoto/YIBW_new_showArticlePhotoView.aspx?contents_id=PYH20151230073400882
【東 京聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題をめぐり、韓日外相が28日に発表した合意に含まれていない内容が日本メディアにより「内々の合意」事項などとして 報じられ、これに韓国政府が反論する事態が相次いでいる。報道は支持基盤である保守層を意識した安倍晋三首相の「希望事項」が反映されたものとみられる が、韓国世論の反発を呼び、ただでさえ危うい合意を根本から揺るがしかねず、懸念が強まっている。
韓日は外相会談で、慰安婦被害者を支 援するための財団を韓国政府が設立し、日本側が10億円程度を拠出すること、日本側が撤去を求めているソウルの日本大使館前に設置された慰安婦被害者を象 徴する少女像について、韓国政府が関連団体との協議を通じて解決に努力することなどで合意した。
朝日新聞は30日、複数の日本政府関係者の話として、少女像の移転が財団への拠出の前提になっていることは韓国と内々に確認済みだと報じた。
これに対し、韓国政府当局者は「完全なねつ造」と即座に反論したが、韓国のポータルサイトなどには報道を受け韓国政府を批判する書き込みなどが殺到している。
29日には、韓日外相が前日の会談で、韓国政府が慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産への登録申請を見送ることで合意したとする時事通信の報道をめぐり、攻防が繰り広げられた。
韓国外交部当局者が報道を「事実無根」と一蹴したところ、30日付の産経新聞は「(韓国が)記憶遺産不参加を否定」と一面トップで報じた。毎日新聞や日本経済新聞なども同様の報道をしている。
朝鮮日報日本語版2015.12.30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123002565.html
報道管制敷けって言ってるんですかねぇ。さすが外国人記者を起訴する国。http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/ArticleJapan/new_ArticlePhoto/YIBW_new_showArticlePhotoView.aspx?contents_id=PYH20151230073400882
【東 京聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題をめぐり、韓日外相が28日に発表した合意に含まれていない内容が日本メディアにより「内々の合意」事項などとして 報じられ、これに韓国政府が反論する事態が相次いでいる。報道は支持基盤である保守層を意識した安倍晋三首相の「希望事項」が反映されたものとみられる が、韓国世論の反発を呼び、ただでさえ危うい合意を根本から揺るがしかねず、懸念が強まっている。
韓日は外相会談で、慰安婦被害者を支 援するための財団を韓国政府が設立し、日本側が10億円程度を拠出すること、日本側が撤去を求めているソウルの日本大使館前に設置された慰安婦被害者を象 徴する少女像について、韓国政府が関連団体との協議を通じて解決に努力することなどで合意した。
朝日新聞は30日、複数の日本政府関係者の話として、少女像の移転が財団への拠出の前提になっていることは韓国と内々に確認済みだと報じた。
これに対し、韓国政府当局者は「完全なねつ造」と即座に反論したが、韓国のポータルサイトなどには報道を受け韓国政府を批判する書き込みなどが殺到している。
29日には、韓日外相が前日の会談で、韓国政府が慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産への登録申請を見送ることで合意したとする時事通信の報道をめぐり、攻防が繰り広げられた。
韓国外交部当局者が報道を「事実無根」と一蹴したところ、30日付の産経新聞は「(韓国が)記憶遺産不参加を否定」と一面トップで報じた。毎日新聞や日本経済新聞なども同様の報道をしている。
登録申請は政府が関与することではなく、韓日間にそうした合意はなかったというのが韓国政府の立場だが、日本メディアの記事は一見すると韓国が登録を申請するという意味に誤解されかねない。
東京都市大の李洪千(イ・ホンチョン)准教授(メディア情報学)は「日本の報道内容は(慰安婦問題に対する)日本政府の解決意欲を疑わせるもの。合意を受けて韓国政府が被害者らの説得に苦労しているなか、こうした報道は韓国の世論を分裂させ、韓国政府の立場を苦しくさせる」と指摘した。そうなると日本政府が望む通りの解決は得られないとし、「日本政府は一方的な自己主張をするのではなく、韓国政府の被害者の説得に力添えすべきだ」と述べた。
(そんなん知ったこっちゃねぇw)
先月の韓日首脳会談の前後にも、同じようなことがあった。安倍首相が朴槿恵(パク・クネ)大統領に対話内容の非公開を提案したにもかかわらず、日本メディ アは首脳会談の少人数会合で議論されたとする内容を相次ぎ報道し、そのたびに韓国政府は「事実と異なる」などと否定した。
聯合ニュース東京都市大の李洪千(イ・ホンチョン)准教授(メディア情報学)は「日本の報道内容は(慰安婦問題に対する)日本政府の解決意欲を疑わせるもの。合意を受けて韓国政府が被害者らの説得に苦労しているなか、こうした報道は韓国の世論を分裂させ、韓国政府の立場を苦しくさせる」と指摘した。そうなると日本政府が望む通りの解決は得られないとし、「日本政府は一方的な自己主張をするのではなく、韓国政府の被害者の説得に力添えすべきだ」と述べた。
(そんなん知ったこっちゃねぇw)
先月の韓日首脳会談の前後にも、同じようなことがあった。安倍首相が朴槿恵(パク・クネ)大統領に対話内容の非公開を提案したにもかかわらず、日本メディ アは首脳会談の少人数会合で議論されたとする内容を相次ぎ報道し、そのたびに韓国政府は「事実と異なる」などと否定した。
朝鮮日報日本語版2015.12.30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123002565.html
元慰安婦の女性たちに会う外交部次官
http://news.joins.com/article/19324374
( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \
被害者でもないものを被害者に仕立て上げて挙句自分で頭下げに行って馬鹿みたい
中国で入国拒否されたミス・カナダ
背景に中国国内における江沢民告訴――中国で入国拒否されたミス・カナダ
遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
中国海南島で開かれたミス・ワールド世界大会に出場しようとしたカナダ代表リンさんが入国を拒否された。その背景には今年5月に改正された行政訴訟法と、それに基づいて中国国内で告訴された江沢民の問題がある。
入国拒否されたミス・カナダのアナスタシア・リン 中国系カナダ人のアナスタシア・リンさんは、12月19日に中国の海南島三亜市で開催されるミス・ワールド世界大会に参加するため中国に入国しようとし た。ところが駐カナダの中国大使館はリンさんのビザを発給することを拒否した。そこで香港経由で中国入国を試みるため中国政府の特別行政区で入国要件が異 なる香港に行った。それでも中国大陸への入国は拒否されてしまった。
理由は、彼女が中国における人権問題に関して活動しているからだ。
中国出身のリンさんは13歳のとき、父親と離婚した母親とともにカナダへ移住。トロント大学で演劇を学び、在学中から中国の人権問題をあつかう映画やテレビ番組に出演してきた。カナダ映画『最前線(原題:The Bleeding Edge)』で、リンさんは収監される法輪功学習者を演じている。今年7月には米議会の公聴会で、法輪功学習者に対する中国政府による迫害や臓器狩りの実態について証言したこともある。
そこで彼女は香港で記者会見を開催し、「拷問で大半の歯を失った人権弁護士・高智晟氏が歯医者にさえいけないのはなぜか。臓器移植ドナーと死刑執行の数を合わせても数万件の移植手術件数に満たないのはなぜか。自国民に検閲のない情報を見ることを許さないのはなぜか。中国政府に聞きたい」(「大紀元」)など、中国の人権問題と言論弾圧に関心を向けるように訴えた。
法輪功学習者による江沢民告訴と新「行政訴訟法」 昨年11月1日、第12回全国人民代表大会常務委員会第11次会議で決議された「中華人民共和国行政訴訟法の修改正」は、今年5月1日から「新行政訴訟法」として施行されている。
これまでの訴訟法では、多くの人民からの訴えを訴訟として受理することが少なく、もっぱら「上訪」(サン・ファン)という陳情者の受付箱や受付窓口で処理 することが多かった。処理すると言っても、陳情書を受け取るだけ受け取ってゴミ箱に捨てるか、陳情を聞くだけ聞いて無視する、あるいは追い払うという情況 がほとんどだ。最近はインターネットを通して「上訪」ボックスに投稿するケースも見られる。特に法輪功学習者が訴えた場合は、それを受理しないどころか、 必ず逮捕され、拷問や生きたままの(第三者への移植のための)臓器摘出などにより死に至る者が多かった。
しかし、習近平政権は反腐敗運動を展開するに当たり、「依法治国」(法によって国を治める)を政権スローガンの一つにしている。中国政府に対する暴動やデモは、大小合わせると年間18万件に 上ると清華大学の教授は計算して出しているくらいだ。これを放置すれば、反政府暴動が本格化するのは時間の問題だろう。特に悪化する一方の大気汚染は、貧 富の別なく、すべての中国人民を「息ができない」現状に追い込み、環境汚染をここまで放置して利益ばかりを追及してきた党幹部への不満は限界に達してい る。
そこで暴動やデモへと走らずに、「法に訴える」手段を、すべての人民に与えるという決定をして「新行政訴訟法」を発布したのである。
同法の第3条には、「人民法院は、公民、法人およびその他の組織が起訴する権利を保障すべきで、法により受理すべき行政案件を受理しなければならない」とある。中国語では「有案必立、有訴必理」と称する。
また司法解釈では「基礎条件を満たす場合、全ての訴訟申し立てを受理しなければならない。その場で受理可能か否かを判断できない場合は、訴状を受け取ったあと7日以内に回答しなければならない」としている。
この瞬間、歓喜の声が人民の間に走った。一気に40万件の訴訟案件が人民法院に集まり、今年5月だけで受理数の増加率は221%に上っている。
中でも最も俊敏にして顕著な動きを見せたのは法輪功学習者たちだ。
江沢民元国家主席により1999年6月10日から激しい迫害を受けてきた法輪功学習者たちは、中国全土で競って江沢民を告訴する運動を起こし、いま現在、 法輪功学習者の直接の被害者が原告となって中国の最高人民検察院(最高検察庁)や最高人民法院(最高裁判所)に告訴した原告の数は中国国内で20万人に達 しているという。また被害者に同情して署名活動をし告発状を最高人民検察院や最高人民法院に送った数は、それぞれ38万8千人分(最高人民検察院)および 32万2千人分(最高人民法院)となっているとのこと。このデータは配達証明などにより確認された数字であることを、筆者は直接、法輪功関係者から聞き 取った。かれらによれば、さらに国外からの原告の人数も合わせれば、百万人に達しているという。
中国の司法当局は、この江沢民告訴や告発に関して、7日以内に「受理せず」という通達を出していない。
新「行政訴訟法」によれば、受理しないためのよほど正当な理由がない限り、受理しなかった責任者は責任を問われることになっているからだ。
すでに牢獄にいる薄熙来や周永康らは、この法輪功迫害に関して協力した見返りに江沢民から多くの恩恵を受けて出世した連中だ(薄熙来と法輪功の関係に関し ては『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』に、周永康と法輪功の関係に関しては『中国人が選んだワースト中国人番付 やはり紅い中国は腐敗で滅 ぶ』に詳述した)。
法輪功学習者らの行動は、習近平政権にとって、ある意味、腐敗の頂点に立つ江沢民に一定の圧力を掛ける効果を持つ。一方では今年11月1日から施行されている「中華人民共和国刑法修正案」では、法輪功に対する処罰を、改正前よりも厳しくしている。
つまり習近平政権にとっては、中国政府に対する国内のさまざまな不満要素のはけ口は創ってやり、法輪功学習者の告訴により江沢民を結果的に窮地に追いやり はするが、かと言って、「精神的な力」を持ち得る法輪功が幅を利かせては困るので、あくまでも邪教として徹底的に取り締るということなのである。
カナダのアナスタシア・リンさんの入国拒否は、この線上にあったと言っていいだろう。
江沢民を「生かさず、殺さず」 なんと言っても江沢民は神聖なる中国共産党の「党章(党規約)」に名前が載っている元中国共産党中央委員会総書記であり元中央軍事委員会主席であり、元国家主席だ。そのような人物を逮捕などしたら、中国共産党の権威に傷がつく。一党支配体制の正当性にも動揺をもたらす。
おまけに習近平が現在の地位を獲得できたのは、ひとえに江沢民とその大番頭だった曽慶紅のお蔭だ。
こうした諸々の原因があり、習近平国家主席としては、決して「江沢民逮捕」などという事態には持っていけない。
おまけに江沢民の腹心は曽慶紅以外すべて投獄されているので、江沢民には彼のために動いてくれる部下がすでにいない。
だから、このまま放っておけばいいのだが、まだ江沢民の息子・江綿恒が綱渡りをしながら生きている。その孫も、チャイナ・セブン(習近平政権の中共中央政治局常務委員7人)の党内序列ナンバー5の劉雲山の息子と結託しながら、まだ「商売」に励んでいる。
油断はできない。
そこで江沢民を「生かさず、殺さず」の状態に置きながら、プレッシャーも与えつつ、かつ法輪功が活躍する余地はもぎ取っておくというのが、習近平の魂胆 だ。法輪功は何よりも「精神的力」で横につながっている。中国政府にとって、これほど好ましくない存在はない。金で心を買うことはできても、尊厳は買えな いからだ。
筆者は法輪功の運動に関しては全くの中立だ。
しかしかつて法輪功学習者が増えたのは、中国の医療制度が充実していないために、健康を保つ目的で気功を始めたのが原因だったことは確かだ とみなしている。改革開放により、それまで国家によって守られていた「揺りかごから墓場まで」の生涯保障制度は崩れ、その一方で近代国家としての医療制度 の充実も進まない時期が長く続いた。気功を通して健康を保とうという動きはまたたく間に中国全土に広がった。中南海の中にも学習者がいた。問題は、気功の 修練の中には「精神の安定」や「自由な精神の拠り所」を求めるという出発点があるということだ。これは中国共産党が「信仰」として強要している社会主義の 核心的価値観と相いれないという要素を持っているだけでなく、「精神的に横につながると反政府運動になる危険性を持っている」という警戒心から弾圧を始めたという事実は認識しておいた方がいいだろう。
(その中には法輪功に同情的だった当時の朱鎔基首相に対する江沢民の激しい嫉妬という「中南海内の闘い」も含まれているが、話が長くなるので、ここでは省く。)
遠藤 誉
1941 年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客 員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻 防』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)
ニューズウィーク日本版 2015.12.21
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/12/post-4275_1.php
遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
中国海南島で開かれたミス・ワールド世界大会に出場しようとしたカナダ代表リンさんが入国を拒否された。その背景には今年5月に改正された行政訴訟法と、それに基づいて中国国内で告訴された江沢民の問題がある。
入国拒否されたミス・カナダのアナスタシア・リン 中国系カナダ人のアナスタシア・リンさんは、12月19日に中国の海南島三亜市で開催されるミス・ワールド世界大会に参加するため中国に入国しようとし た。ところが駐カナダの中国大使館はリンさんのビザを発給することを拒否した。そこで香港経由で中国入国を試みるため中国政府の特別行政区で入国要件が異 なる香港に行った。それでも中国大陸への入国は拒否されてしまった。
理由は、彼女が中国における人権問題に関して活動しているからだ。
中国出身のリンさんは13歳のとき、父親と離婚した母親とともにカナダへ移住。トロント大学で演劇を学び、在学中から中国の人権問題をあつかう映画やテレビ番組に出演してきた。カナダ映画『最前線(原題:The Bleeding Edge)』で、リンさんは収監される法輪功学習者を演じている。今年7月には米議会の公聴会で、法輪功学習者に対する中国政府による迫害や臓器狩りの実態について証言したこともある。
そこで彼女は香港で記者会見を開催し、「拷問で大半の歯を失った人権弁護士・高智晟氏が歯医者にさえいけないのはなぜか。臓器移植ドナーと死刑執行の数を合わせても数万件の移植手術件数に満たないのはなぜか。自国民に検閲のない情報を見ることを許さないのはなぜか。中国政府に聞きたい」(「大紀元」)など、中国の人権問題と言論弾圧に関心を向けるように訴えた。
法輪功学習者による江沢民告訴と新「行政訴訟法」 昨年11月1日、第12回全国人民代表大会常務委員会第11次会議で決議された「中華人民共和国行政訴訟法の修改正」は、今年5月1日から「新行政訴訟法」として施行されている。
これまでの訴訟法では、多くの人民からの訴えを訴訟として受理することが少なく、もっぱら「上訪」(サン・ファン)という陳情者の受付箱や受付窓口で処理 することが多かった。処理すると言っても、陳情書を受け取るだけ受け取ってゴミ箱に捨てるか、陳情を聞くだけ聞いて無視する、あるいは追い払うという情況 がほとんどだ。最近はインターネットを通して「上訪」ボックスに投稿するケースも見られる。特に法輪功学習者が訴えた場合は、それを受理しないどころか、 必ず逮捕され、拷問や生きたままの(第三者への移植のための)臓器摘出などにより死に至る者が多かった。
しかし、習近平政権は反腐敗運動を展開するに当たり、「依法治国」(法によって国を治める)を政権スローガンの一つにしている。中国政府に対する暴動やデモは、大小合わせると年間18万件に 上ると清華大学の教授は計算して出しているくらいだ。これを放置すれば、反政府暴動が本格化するのは時間の問題だろう。特に悪化する一方の大気汚染は、貧 富の別なく、すべての中国人民を「息ができない」現状に追い込み、環境汚染をここまで放置して利益ばかりを追及してきた党幹部への不満は限界に達してい る。
そこで暴動やデモへと走らずに、「法に訴える」手段を、すべての人民に与えるという決定をして「新行政訴訟法」を発布したのである。
同法の第3条には、「人民法院は、公民、法人およびその他の組織が起訴する権利を保障すべきで、法により受理すべき行政案件を受理しなければならない」とある。中国語では「有案必立、有訴必理」と称する。
また司法解釈では「基礎条件を満たす場合、全ての訴訟申し立てを受理しなければならない。その場で受理可能か否かを判断できない場合は、訴状を受け取ったあと7日以内に回答しなければならない」としている。
この瞬間、歓喜の声が人民の間に走った。一気に40万件の訴訟案件が人民法院に集まり、今年5月だけで受理数の増加率は221%に上っている。
中でも最も俊敏にして顕著な動きを見せたのは法輪功学習者たちだ。
江沢民元国家主席により1999年6月10日から激しい迫害を受けてきた法輪功学習者たちは、中国全土で競って江沢民を告訴する運動を起こし、いま現在、 法輪功学習者の直接の被害者が原告となって中国の最高人民検察院(最高検察庁)や最高人民法院(最高裁判所)に告訴した原告の数は中国国内で20万人に達 しているという。また被害者に同情して署名活動をし告発状を最高人民検察院や最高人民法院に送った数は、それぞれ38万8千人分(最高人民検察院)および 32万2千人分(最高人民法院)となっているとのこと。このデータは配達証明などにより確認された数字であることを、筆者は直接、法輪功関係者から聞き 取った。かれらによれば、さらに国外からの原告の人数も合わせれば、百万人に達しているという。
中国の司法当局は、この江沢民告訴や告発に関して、7日以内に「受理せず」という通達を出していない。
新「行政訴訟法」によれば、受理しないためのよほど正当な理由がない限り、受理しなかった責任者は責任を問われることになっているからだ。
すでに牢獄にいる薄熙来や周永康らは、この法輪功迫害に関して協力した見返りに江沢民から多くの恩恵を受けて出世した連中だ(薄熙来と法輪功の関係に関し ては『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』に、周永康と法輪功の関係に関しては『中国人が選んだワースト中国人番付 やはり紅い中国は腐敗で滅 ぶ』に詳述した)。
法輪功学習者らの行動は、習近平政権にとって、ある意味、腐敗の頂点に立つ江沢民に一定の圧力を掛ける効果を持つ。一方では今年11月1日から施行されている「中華人民共和国刑法修正案」では、法輪功に対する処罰を、改正前よりも厳しくしている。
つまり習近平政権にとっては、中国政府に対する国内のさまざまな不満要素のはけ口は創ってやり、法輪功学習者の告訴により江沢民を結果的に窮地に追いやり はするが、かと言って、「精神的な力」を持ち得る法輪功が幅を利かせては困るので、あくまでも邪教として徹底的に取り締るということなのである。
カナダのアナスタシア・リンさんの入国拒否は、この線上にあったと言っていいだろう。
江沢民を「生かさず、殺さず」 なんと言っても江沢民は神聖なる中国共産党の「党章(党規約)」に名前が載っている元中国共産党中央委員会総書記であり元中央軍事委員会主席であり、元国家主席だ。そのような人物を逮捕などしたら、中国共産党の権威に傷がつく。一党支配体制の正当性にも動揺をもたらす。
おまけに習近平が現在の地位を獲得できたのは、ひとえに江沢民とその大番頭だった曽慶紅のお蔭だ。
こうした諸々の原因があり、習近平国家主席としては、決して「江沢民逮捕」などという事態には持っていけない。
おまけに江沢民の腹心は曽慶紅以外すべて投獄されているので、江沢民には彼のために動いてくれる部下がすでにいない。
だから、このまま放っておけばいいのだが、まだ江沢民の息子・江綿恒が綱渡りをしながら生きている。その孫も、チャイナ・セブン(習近平政権の中共中央政治局常務委員7人)の党内序列ナンバー5の劉雲山の息子と結託しながら、まだ「商売」に励んでいる。
油断はできない。
そこで江沢民を「生かさず、殺さず」の状態に置きながら、プレッシャーも与えつつ、かつ法輪功が活躍する余地はもぎ取っておくというのが、習近平の魂胆 だ。法輪功は何よりも「精神的力」で横につながっている。中国政府にとって、これほど好ましくない存在はない。金で心を買うことはできても、尊厳は買えな いからだ。
筆者は法輪功の運動に関しては全くの中立だ。
しかしかつて法輪功学習者が増えたのは、中国の医療制度が充実していないために、健康を保つ目的で気功を始めたのが原因だったことは確かだ とみなしている。改革開放により、それまで国家によって守られていた「揺りかごから墓場まで」の生涯保障制度は崩れ、その一方で近代国家としての医療制度 の充実も進まない時期が長く続いた。気功を通して健康を保とうという動きはまたたく間に中国全土に広がった。中南海の中にも学習者がいた。問題は、気功の 修練の中には「精神の安定」や「自由な精神の拠り所」を求めるという出発点があるということだ。これは中国共産党が「信仰」として強要している社会主義の 核心的価値観と相いれないという要素を持っているだけでなく、「精神的に横につながると反政府運動になる危険性を持っている」という警戒心から弾圧を始めたという事実は認識しておいた方がいいだろう。
(その中には法輪功に同情的だった当時の朱鎔基首相に対する江沢民の激しい嫉妬という「中南海内の闘い」も含まれているが、話が長くなるので、ここでは省く。)
遠藤 誉
1941 年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客 員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻 防』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)
ニューズウィーク日本版 2015.12.21
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/12/post-4275_1.php
先日SEALDs街宣で貧困で臓器を売ってるというスピーチをした人がいるが
臓器移植ビジネスといえば中国だよね?
→ SEALDs「貧困で臓器売買」の元ネタは?
法輪功信者が酷い目にあっているらしい
【youtube】「臓器のための殺人」- 暗闇の中国の臓器移植ビジネス
法輪功の資料ないかなと思って検索してこんなの見つけた
「法輪功」とは何か 「法輪功」とは、いったい何か。一口で言えば、中国の「オウム真理教」です。その教祖は現在アメリカにいる李洪志という人物です。「法輪功」も「オウム真理教」も他のカルト集団と同様ですが、教義や教祖への絶対服従と絶対崇拝を要求し、信者にマインドコントロールを施すのです。
「法輪功」の教祖である李洪志はまず「善良」を看板にして、「心を修練し、体を鍛える」、長期にわたって「法輪功」を修練すれば、「薬なしで病気を癒し、 健康になる」などと口説いて入門させます。続いて彼の書いた「経書」を読ませ、さらに、「地球は爆発する」など「世界の終末説」をばら撒き、教祖のみが世 界を救い、「人を済度して天国に行かせる」と唱え、信者たちを恐怖のどん底に陥れて狂乱させます。その結果、信者は教祖に絶対服従するようになり、善悪の 判断能力を失い、己を害し、他人を害するなど、極端な行動に走ってしまいます。
中国政府のこれまでの統計によりますと、「法輪功」の狂信者の中に、自殺或いは投薬や治療を拒否して死亡した者はすでに1600人を超え、精神に障害をきたした者は650余人に達したのです。また、殺人を犯した者は11人で、障害者となった者は144人にのぼります。
この中で、特に人を驚かせたのは、今年の1月23日、つまり中華民族が21世紀になって初めて迎える春節(旧正月)を前にして一家団欒で過ごす大晦日に、 7人の「法輪功」の狂信者が北京の天安門広場で焼身自殺を図る事件を起こしたのです。その中の2人は未遂に終りましたが、4人がひどい焼けどを負って顔形 がまったく分からなくなり、1人がその場で焼死しました。火傷を負った4人の中に、なんと、12歳になったばかりの少女もいました。彼女は「法輪功」に夢 中になった母親に焼身自殺の現場に連れて来られたのでした。理性と母性愛をここまで失うとはと、人々を驚かせました。
事実が物語っているように、「法輪功」は日本国民に嫌われる「オウム真理教」と同様に、人権を踏みにじり、社会に危害を与える紛れもないカルト教団そのものです。中国政府は信教の自由を尊重します。しかし、他の国と同様に、カルト教団に対しては決して座視することは出来ません。国民の強い要望に答え、法に基づいてカルト教団である「法輪功」を取り締まり、厳しく打撃を与えることは、国民の生活と生命安全を守り、正常な社会秩序を維持するためなのです。
中華人民共和国駐日本国大使館
h ttp://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/xjflg/t62971.htm
「法輪功」の教祖である李洪志はまず「善良」を看板にして、「心を修練し、体を鍛える」、長期にわたって「法輪功」を修練すれば、「薬なしで病気を癒し、 健康になる」などと口説いて入門させます。続いて彼の書いた「経書」を読ませ、さらに、「地球は爆発する」など「世界の終末説」をばら撒き、教祖のみが世 界を救い、「人を済度して天国に行かせる」と唱え、信者たちを恐怖のどん底に陥れて狂乱させます。その結果、信者は教祖に絶対服従するようになり、善悪の 判断能力を失い、己を害し、他人を害するなど、極端な行動に走ってしまいます。
中国政府のこれまでの統計によりますと、「法輪功」の狂信者の中に、自殺或いは投薬や治療を拒否して死亡した者はすでに1600人を超え、精神に障害をきたした者は650余人に達したのです。また、殺人を犯した者は11人で、障害者となった者は144人にのぼります。
この中で、特に人を驚かせたのは、今年の1月23日、つまり中華民族が21世紀になって初めて迎える春節(旧正月)を前にして一家団欒で過ごす大晦日に、 7人の「法輪功」の狂信者が北京の天安門広場で焼身自殺を図る事件を起こしたのです。その中の2人は未遂に終りましたが、4人がひどい焼けどを負って顔形 がまったく分からなくなり、1人がその場で焼死しました。火傷を負った4人の中に、なんと、12歳になったばかりの少女もいました。彼女は「法輪功」に夢 中になった母親に焼身自殺の現場に連れて来られたのでした。理性と母性愛をここまで失うとはと、人々を驚かせました。
事実が物語っているように、「法輪功」は日本国民に嫌われる「オウム真理教」と同様に、人権を踏みにじり、社会に危害を与える紛れもないカルト教団そのものです。中国政府は信教の自由を尊重します。しかし、他の国と同様に、カルト教団に対しては決して座視することは出来ません。国民の強い要望に答え、法に基づいてカルト教団である「法輪功」を取り締まり、厳しく打撃を与えることは、国民の生活と生命安全を守り、正常な社会秩序を維持するためなのです。
中華人民共和国駐日本国大使館
h ttp://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/xjflg/t62971.htm
( ̄д ̄)これが公式見解か~~~~!中国ってすごい国だな。
中国政府を批判 仏記者を事実上の国外退去処分
中国政府を批判 仏記者を事実上の国外退去処分
中国政府は、パリの同時テロ事件をウイグル族に対する締めつけに利用していると中国政府を批判する記事を書いたフランス人の女性記者について、「テロリズムの片棒を担いだ」と非難し、中国での取材活動を認めず、事実上の国外退去処分としました。
問題となったのは先月18日にフランスの週刊誌「ル・ヌーベル・オプセルバトゥール」のサイトに女性記者のウルスラ・ゴーティエさんが載せた記事で、中国政府は国際的なテロリストを取り締まるという名目で、ウイグル族に対する締めつけを強化していると批判しました。
これについて、中国外務省の陸慷報道官は26日、コメントを発表し、「ゴーティエ記者はテロリズムの片棒を担いだにもかかわらず、中国の国民に謝罪していない」などと非難し、これ以上、中国国内での取材活動を認めず、事実上の国外退去処分としたことを明らかにしました。
一方、ゴーティエ記者は26日、NHKの取材に対して、25日、外務省に呼ばれ、ことしのうちに出国するよう申し渡されたとしたうえで、「ここ2、3年、ジャーナリストに対する締めつけは、ますます厳しくなっていて、息苦しさを感じている。中国政府は外国のメディアに対してもプロパガンダを強要しているが、私は受け入れられない」と述べ、今月31日にフランスに帰国することを明らかにしました。
中国に駐在する外国メディアを巡っては、過去にも中国に批判的な記事を書いた記者に取材ビザが認められない事態が起きています。
外国人記者への嫌がらせ あと絶たず
中国では警察や当局関係者などから取材に対する嫌がらせが、あとを絶ちません。
中国に駐在する外国人記者は毎年、年末に記者証と取材ビザの更新を義務づけられていますが、北京駐在の外国人記者で作る「外国人記者クラブ」はビザの更新手続きについて調べた結果を、ことし5月に公表しています。
それによりますと、調査に応じた126人のうち、10人が記事の内容を理由にビザを取り消すとか更新を拒否すると警告されたと回答し、このうち、複数の記者は警察から直接、報道姿勢を変えなければビザを発給しないと言われたということです。
また、「外国人記者クラブ」が外国人記者の取材環境について調べた、ことしの年次報告書によりますと取材活動中に警察などの妨害を受けた外国人記者は、回答した117人の72%以上に上ったということです。
さらに外国メディアの取材に応じた人や、外国メディアで働く中国人に対する脅迫や嫌がらせも報告されていて、「取材環境が国際的な基準に達していない」という回答は96%に上ったということです。
相次ぐ外国人記者の国外退去
中国駐在の外国人記者が取材ビザの更新を拒否されるケースは、ここ数年、相次いでいて、中国の社会問題や共産党指導者への批判的な報道が、その原因とみられています。
このうち、2012年には北京に駐在する中東の衛星テレビ局、アルジャジーラに勤めるアメリカ人の女性記者がビザの更新を拒否され、国外退去を余儀なくされました。(
この記者は強制的な住宅の立ち退きや、官僚の腐敗など地方政府の不正を訴える人々を不当に拘束する収容施設の実態をはじめ、中国の社会問題の取材を数多く手がけていました。
また、同じ年にはアメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」の北京駐在の男性記者のビザが更新されず、当時の温家宝首相の親族が巨額の資産を保有していると伝えたことへの報復措置とみられています。
ま た、外国メディアで働く中国人の助手に対する締めつけや嫌がらせも強まっています。去年10月には、香港で民主的な選挙を求める学生たちの抗議デモを取材 したドイツの週刊紙の中国人助手が北京に戻ってから公安当局に長期間身柄を拘束されたうえ、ドイツ人の記者も公安当局の執ような取り調べに身の危険を感じ たとして、帰国しました。
NHKNewsWeb2015.12.26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151226/k10010354201000.html
ウイグル弾圧しておいてテロリスト呼ばわり中国政府は、パリの同時テロ事件をウイグル族に対する締めつけに利用していると中国政府を批判する記事を書いたフランス人の女性記者について、「テロリズムの片棒を担いだ」と非難し、中国での取材活動を認めず、事実上の国外退去処分としました。
問題となったのは先月18日にフランスの週刊誌「ル・ヌーベル・オプセルバトゥール」のサイトに女性記者のウルスラ・ゴーティエさんが載せた記事で、中国政府は国際的なテロリストを取り締まるという名目で、ウイグル族に対する締めつけを強化していると批判しました。
これについて、中国外務省の陸慷報道官は26日、コメントを発表し、「ゴーティエ記者はテロリズムの片棒を担いだにもかかわらず、中国の国民に謝罪していない」などと非難し、これ以上、中国国内での取材活動を認めず、事実上の国外退去処分としたことを明らかにしました。
一方、ゴーティエ記者は26日、NHKの取材に対して、25日、外務省に呼ばれ、ことしのうちに出国するよう申し渡されたとしたうえで、「ここ2、3年、ジャーナリストに対する締めつけは、ますます厳しくなっていて、息苦しさを感じている。中国政府は外国のメディアに対してもプロパガンダを強要しているが、私は受け入れられない」と述べ、今月31日にフランスに帰国することを明らかにしました。
中国に駐在する外国メディアを巡っては、過去にも中国に批判的な記事を書いた記者に取材ビザが認められない事態が起きています。
外国人記者への嫌がらせ あと絶たず
中国では警察や当局関係者などから取材に対する嫌がらせが、あとを絶ちません。
中国に駐在する外国人記者は毎年、年末に記者証と取材ビザの更新を義務づけられていますが、北京駐在の外国人記者で作る「外国人記者クラブ」はビザの更新手続きについて調べた結果を、ことし5月に公表しています。
それによりますと、調査に応じた126人のうち、10人が記事の内容を理由にビザを取り消すとか更新を拒否すると警告されたと回答し、このうち、複数の記者は警察から直接、報道姿勢を変えなければビザを発給しないと言われたということです。
また、「外国人記者クラブ」が外国人記者の取材環境について調べた、ことしの年次報告書によりますと取材活動中に警察などの妨害を受けた外国人記者は、回答した117人の72%以上に上ったということです。
さらに外国メディアの取材に応じた人や、外国メディアで働く中国人に対する脅迫や嫌がらせも報告されていて、「取材環境が国際的な基準に達していない」という回答は96%に上ったということです。
相次ぐ外国人記者の国外退去
中国駐在の外国人記者が取材ビザの更新を拒否されるケースは、ここ数年、相次いでいて、中国の社会問題や共産党指導者への批判的な報道が、その原因とみられています。
このうち、2012年には北京に駐在する中東の衛星テレビ局、アルジャジーラに勤めるアメリカ人の女性記者がビザの更新を拒否され、国外退去を余儀なくされました。(
この記者は強制的な住宅の立ち退きや、官僚の腐敗など地方政府の不正を訴える人々を不当に拘束する収容施設の実態をはじめ、中国の社会問題の取材を数多く手がけていました。
また、同じ年にはアメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」の北京駐在の男性記者のビザが更新されず、当時の温家宝首相の親族が巨額の資産を保有していると伝えたことへの報復措置とみられています。
ま た、外国メディアで働く中国人の助手に対する締めつけや嫌がらせも強まっています。去年10月には、香港で民主的な選挙を求める学生たちの抗議デモを取材 したドイツの週刊紙の中国人助手が北京に戻ってから公安当局に長期間身柄を拘束されたうえ、ドイツ人の記者も公安当局の執ような取り調べに身の危険を感じ たとして、帰国しました。
NHKNewsWeb2015.12.26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151226/k10010354201000.html
中国は何でも逆に言うんですね
ダライ・ラマが稀代の嘘つきとか。
→ディスカウント・ジャパンは侵略の布石
アルジャジーラ北京支局の英語記者追放、当局が番組問題視か
http://www.reuters.com/article/us-china-media-idUSBRE84704G20120508
[北京 8日 ロイター] 中東の衛星テレビ局アルジャジーラは8日、中国当局が北京支局に在籍する女性記者の査証(ビザ)の更新を拒否したため、支局の英語部門を閉鎖した。事実上の追放とみられ、記者証を所持していた外国人記者の追放は13年ぶり。
ロイター2012.5.8
http://jp.reuters.com/article/tk0798290-china-media-al-jazeera-idJPTYE84704I20120508
http://www.reuters.com/article/us-china-media-idUSBRE84704G20120508
[北京 8日 ロイター] 中東の衛星テレビ局アルジャジーラは8日、中国当局が北京支局に在籍する女性記者の査証(ビザ)の更新を拒否したため、支局の英語部門を閉鎖した。事実上の追放とみられ、記者証を所持していた外国人記者の追放は13年ぶり。
記者は米国籍のメリッサ・チャンさんで、2007年から同局の英語サービスで勤務。チャンさんのツイッターアカウントには1万4000人以上のフォロワーがいる。
この件に関して、中国外務省からのコメントは得られておらず、チャンさん本人もコメントすることはないと話している。
中国の外国人記者クラブ(FCCC)は、アルジャジーラで放送された海外制作のドキュメンタリー番組などを当局が問題視したため、チャンさんの記者証が無効になったと指摘。その上で「中国の外国人記者に対する検閲や脅迫のためにジャーナリストビザを利用する最も極端な例だ」と今回の処分を批判した。
また、アルジャジーラは「中国の報道機関が世界のニュースを自由に取材しているように、中国にいるアルジャジーラの記者にも自由な報道活動が認められることを期待する」と声明を発表。北京支局のアラビア語部門の記者は活動を続けるという。
外国人記者が最後に追放されたのは1998年で、国家機密を違法に取得したなどとして日本人記者らが国外追放処分を受けた。ロイター2012.5.8
http://jp.reuters.com/article/tk0798290-china-media-al-jazeera-idJPTYE84704I20120508
ふーん
政権批判し放題の日本で報道の自由度が下がってるっていうのはどっかの国の意向でもあるんですかねぇ
→言論の自由を奪ってるのは誰ですか?
こちらの記事によると
→日中和解はホンモノか?~豪で進む驚愕の反日プロジェクト
「2013年、中国は大金を投入し、全世界で「反日プロパガンダ」を行います。」
日本はスパイ防止法もないし、工作し放題ですから。
娘の首に刀を…「ごめんね、母さんもすぐに逝くからね」
【満州文化物語(10)】
娘の首に刀を…「ごめんね、母さんもすぐに逝くからね」 ソ連軍に蹂躙された「葛根廟事件」
世界遺産にふさわしい
日本人として決して忘れてはならない歴史の事実がある。例えば、先の大戦でソ連(当時)がわが国に対してやったことだ。
終戦時の在留邦人は約4000人(周辺地域を含む)。8月14日、このうち約1000人の民間人が興安の南東約40キロのラマ寺院、葛根廟(かっこんびょ う)近くでソ連軍の戦車十数両に蹂躙(じゅうりん)されて虐殺。あるいは絶望しての自決によって亡くなった。助かったのはわずか百十数人。親を殺された 30人あまりは残留孤児となった。「葛根廟事件」である。
悲しき最後の晩さん
終戦間際、満州では南方へ転身していた関東軍の兵力を穴埋めするために、一般の多くの成人男子が「根こそぎ動員」で軍隊に召集されていた。葛根廟事件に遭 遇したのはほとんどが、女性や子供、お年寄りである。武器はわずかな成人男子が小銃などを持っていただけ。その“弱者集団”を戦車が虫ケラのように踏みつ ぶし、砲や自動小銃で撃ち殺したのだ。
だが、母は動こうとしない。「あたしは行けないよ。(娘が死んだ)ここに一緒に残るんだ」。父親は母の体を引きずるようにして無理やり立たせた。「終わったことは仕方がない。さあ逃げるんだっ」。
生涯消えない記憶
産経ニュース2015.11.8
http://www.sankei.com/premium/news/151108/prm1511080016-n1.html
娘の首に刀を…「ごめんね、母さんもすぐに逝くからね」 ソ連軍に蹂躙された「葛根廟事件」
世界遺産にふさわしい
日本人として決して忘れてはならない歴史の事実がある。例えば、先の大戦でソ連(当時)がわが国に対してやったことだ。
昭和20(1945)年8月9日、日ソ中立条約を一方的に破棄して旧満州、千島・樺太へと侵攻してきたソ連軍は、日本の民間人に対して殺戮(さつりく)、略奪、レイプの非道極まりない行為を容赦なく繰り返した。
領土的野心を剥(む)きだしにしたソ連軍は8月15日以降もひとり戦闘行為を止めない。ポツダム宣言に背き約60万人の日本人をシベリアへ連れ去り、酷寒
の地でろくな食事も与えず、重労働を強制し、約6万人を死に至らしめた。人権への配慮などかけらもない所業。「世界遺産」として、人類の記憶にとどめてお
くのに、これほどふさわしいものはないではないか。
それだけではない。8月22日、樺太から北海道への避難民を
満載した小笠原丸など3隻が留萌沖で国籍を秘した潜水艦の攻撃を受け、約1700人が犠牲になった。ほとんどが女性や子供、お年寄り。日本の船は民間船で
あることを明示していた。魚雷攻撃で冷たい海に投げ出され、波間に漂う人たちを、あざ笑うかのように機銃掃射でとどめを刺したのである。
何度も死を覚悟
満州の北西部を貫く大興安嶺の山脈と広大な草原。満州国時代、モンゴル(蒙古)人が多いこの地域に、興安総省が設けられ、総省公署(役所)が置かれたのが、「興安街(こうあんがい)」(現中国・内モンゴル自治区ウランホト)であった。
何度も死を覚悟
満州の北西部を貫く大興安嶺の山脈と広大な草原。満州国時代、モンゴル(蒙古)人が多いこの地域に、興安総省が設けられ、総省公署(役所)が置かれたのが、「興安街(こうあんがい)」(現中国・内モンゴル自治区ウランホト)であった。
終戦時の在留邦人は約4000人(周辺地域を含む)。8月14日、このうち約1000人の民間人が興安の南東約40キロのラマ寺院、葛根廟(かっこんびょ う)近くでソ連軍の戦車十数両に蹂躙(じゅうりん)されて虐殺。あるいは絶望しての自決によって亡くなった。助かったのはわずか百十数人。親を殺された 30人あまりは残留孤児となった。「葛根廟事件」である。
大島満吉(79)はそこで生き地獄を見た。何度「死」を覚悟したか分からない。当時、国民学校(小学校)4年生。両親と兄、弟、妹の6人家族で、興安街から徒歩で南へ向かって避難する途中だった。
14日正午近く、真夏のギラギラとした陽ざしが照りつけていたのを覚えている。「戦車だっ!」。避難民の隊列の戦闘付近にいた満吉は、後方から叫び声を聞
く。くもの子を散らすように逃げ出した避難民の後から、轟音(ごうおん)を響かせて追いかけてくるソ連軍の戦車群が見えた。
「キャー、逃げろ!」。ドーン、ドカーン…日本人の悲鳴をかき消すように戦車砲が炸裂(さくれつ)する。地鳴りのようなキャタピラの音。ダダダっ…機銃や
自動小銃の発射音が鳴り止まない。母らと一緒に近くの壕(ごう=自然にできた大きな亀裂)の中へ飛び込んだ満吉は銃を持った人影を見た。
「日本兵が助けにきてくれたのかと思ったら、ソ連兵だったのです。私の背中のすぐ後ろで、日本人に向けていきなりダダダっと自動小銃を発射しました。ギャーという悲鳴、ブスブスっと銃弾が体に食い込む音…あっという間に30人ぐらいが殺されました」悲しき最後の晩さん
終戦間際、満州では南方へ転身していた関東軍の兵力を穴埋めするために、一般の多くの成人男子が「根こそぎ動員」で軍隊に召集されていた。葛根廟事件に遭 遇したのはほとんどが、女性や子供、お年寄りである。武器はわずかな成人男子が小銃などを持っていただけ。その“弱者集団”を戦車が虫ケラのように踏みつ ぶし、砲や自動小銃で撃ち殺したのだ。
絶望した避難民は、青酸カリをあおったり、互いに短刀を胸に突き刺したり、わが子の首
をヒモで絞めて自決する人たちが相次ぐ。壕の中には母親と満吉、6歳の弟と2歳の妹…。覚悟を決めた母親は妹の首にいきなり刀を突き立てた。「ごめんね、
母さんもすぐに逝(い)くからね」。鮮血があふれ、妹は声も出さずに死んでいった。泣きながら小さな顔に頬ずりをして、手を合わせた母の姿が忘れられな
い。
国民学校の校長先生の子供たちがいた。両親はすでに亡い。ひとつ年上の長女から声を掛けられた。
「『最後の晩さん』をしましょう、って。荷物の中にあったそうめんや角砂糖を出してきて一緒に食べました。味なんかしなかった。ああこの世の別れなんだ。『死にたくない』って思いましたけれど…」
満吉の前に十数人の列ができていた。日本刀を持った在郷軍人に刺し殺してもらうのを順番に待っているのだ。
そのとき、離ればなれになっていた父親とひとつ上の兄が突然、壕に姿を見せる。「お前たち、生きてたのか! 随分、探したんだぞ。さあ立て、こんなところで死ぬことはない」。父親の大声が響いた。だが、母は動こうとしない。「あたしは行けないよ。(娘が死んだ)ここに一緒に残るんだ」。父親は母の体を引きずるようにして無理やり立たせた。「終わったことは仕方がない。さあ逃げるんだっ」。
生涯消えない記憶
大島一家は、葛根廟から新京(現・中国長春)へと逃れ、妹を除く家族5人が奇跡的に助かった。
だが、極限の状況の中で自分の子を手に掛けねばならなかった母の悲しみ、苦しみは生涯消えることはない。戦後、満吉は9回、現地を再訪したが、生前の母は決してその地を訪れようとはしなかった。
「最後の晩さん」をともにした校長先生の長女はその後、病死。4人兄弟のうち、ひとりだけが、残留孤児になって来日を果たしている。国民学校270人の児童のうち、実に約200人が亡くなった。
同じ興安街の住人、同じ国民学校の児童でありながら、1日の遅れ、いやわずか1時間の差が彼らの生死を分けてしまう。
あまりにも残酷な運命を戦後遅くなって知った人もいる。葛根廟事件は、助かった者にも「重い十字架」を背負わせた。それは次回に書く。
=敬称略、隔週掲載
(文化部編集委員 喜多由浩)=敬称略、隔週掲載
産経ニュース2015.11.8
http://www.sankei.com/premium/news/151108/prm1511080016-n1.html
田中角栄からふなっしーまで会見…「日本外国特派員協会」の舞台裏
ツイッターで教えてもらった
謎のチャンさん=メディア・イベント・シニア・スーパーバイザー、鄭賢淑(チョン・ヒョンス)さん だったらしい
→外国特派員協会 藤岡信勝氏らに対する姑息な嫌がらせ
(チョンさんとは別にチャンさんが存在した場合は更に問題かもしらん)
ふーん
元朝鮮大学校出身者が仕切る外国特派員協会ですか
拉致問題よりヘイトスピーチになるのは当然ですわね
謎のチャンさん=メディア・イベント・シニア・スーパーバイザー、鄭賢淑(チョン・ヒョンス)さん だったらしい
→外国特派員協会 藤岡信勝氏らに対する姑息な嫌がらせ
(チョンさんとは別にチャンさんが存在した場合は更に問題かもしらん)
田中角栄からふなっしーまで会見…「日本外国特派員協会」の舞台裏
【話題の肝】
「公認(キャラクター)じゃないのになんでビッグスターになれたんですか?」「昔から判官(ほうがん)びいきって言葉があるなっしー」。3月5日、千葉県 船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」と外国メディアの、会見でのこんなやり取りが相次いで報道された。場所は「日本外国特派員協会」。終戦直後に作 られた前身組織から歴史は実に70年を数え、外国メディアのジョークを交えた「直球質問」で、政治家からアスリート、芸術家まで「時の人」の新たな一面を 発信してきた。次々と注目会見が行われる協会の舞台裏をのぞいた。(滝口亜希)
■「スーパースター」ふなっしーに質問殺到 「憲法」「時給」「人権」…
Q「日本を代表するキャラとしてどういったスピリットをお持ちですか?」
A「梨の妖精だけど、大和魂としては何でも挑戦するのがモットーなっしー」
東京都千代田区有楽町のビル20階に入る同協会での会見に登場したふなっしーは、序盤から外国メディアとの軽妙なやりとりで会場を沸かせた。
午前11時からの会見には多くの国内メディアも詰めかけ、会場はほぼ満席。独特の動きへの笑いと拍手、カメラのフラッシュに迎えられたふなっしーの人気ぶ りに、司会を務めた独紙フランクフルター・アルゲマイネのカーステン・ゲアミス氏が「日本外国特派員協会にデビューしたらセレブになるのかなと思ったら、 すでに大変なスーパースターであることが皆さんの反応で分かりました」と紹介した。
会見が注目を集めた理由は、ふなっしーの人気に加え、外国メディアの直球質問の数々にもある。
「ふなっしーは梨ですけど、こんな質問しちゃいます」と切り出したのは男性記者。「平和憲法などについて解釈を変えるというニュースがありますが、それに ついてどう思いますか?」と聞かれたふなっしーは「めちゃくちゃ深いなっしー!」と驚きつつも「何事も平和に行ってほしいなっしー」と応じた。
記者たちの質問は止まらない。経済紙の男性記者からの「時給いくらですか?」との質問には「たぶん梨1000個くらい」。別の男性記者に洋ナシと結婚する 可能性について問われると「戸籍ないから結婚は無理なっしー」と即答し、「いつかふなっしーも人権を勝ち得ることができるといいですね」と記者からエール を送られた。
中には、ふなっしーが米ロックバンド「エアロスミス」のファンであることから「ひと声お願いできますか」とリクエストする男性記者も。会見場で「ウォーク・ディス・ウェイ」の一節を披露し、喝采を浴びた。
日本外国特派員協会の歴史は古く、日本の戦後史にも重なる。
協会の前身である「東京特派員クラブ」が誕生したのは昭和20年。終戦直後に日本に着任した外国メディアの記者らが、GHQ(連合国軍総司令部)との交渉や、特派員らの宿泊場所の確保などのために組織した。
やがて次第に会員が減少し、クラブの収益を確保するためにダンスパーティーなどを開催するようになったが、1950(昭和25)年に朝鮮戦争が始まると、取材拠点として会員が急増。現地では18人の会員が命を落とした。
昭和27年に現在の日本外国特派員協会に改称。以来、作家の三島由紀夫氏やプロ野球の王貞治氏、指揮者の小澤征爾氏、レーガン米元大統領など、国内外のゲストを招いてきた。
中でも語り継がれているのは、当時の首相だった田中角栄氏を招いた49年の報道昼食会だ。
政治資金問題が取り沙汰されていた田中氏が、外国メディアから厳しい追及にあう様子が報道され、国内メディアの報道も活発化。その後、退陣することとなる田中氏の失脚を加速させたといわれている。
また、平成26年には、ソチ五輪フィギュアスケート女子で6位だった浅田真央選手が、森喜朗元首相から「大事なときには必ず転ぶ」などと評されたことについて「私は何とも思っていない。たぶん森さんが少し後悔されているのでは」と笑顔で話し、話題を呼んだ。
■基準は「外国メディアにとってのニュース性」 ゲスト決定の翌日に会見も
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突映像を公開した元海上保安官の一色正春氏から、オバマ米大統領が26年の来日の際に足を運んだ「すきやばし次郎」のすし職人、小野二郎氏まで、協会が招くゲストの人選は幅広い。どうやって決めているのだろうか。
協会によると、ゲスト候補は主に、(1)10人前後の委員で作る報道委員会での議論(2)「こういう人を呼んでほしい」という会員からの要望(3)「会見したい」というゲスト側からの要望-の中からピックアップされ、報道委員会が最終的に決定する。このほかに、一般の人から郵送やメールで要望が寄せられることもあるという。
報道委員会は月に一度、対面でのミーティングを行うほか、頻繁にメールで連絡を取り合い、ゲストを決めていく。
ゲスト選びの基準は「外国メディアにとってニュース性があるかどうか」だ。「数時間でゲストが決定することもある」と話すのは報道委員を務める東洋大講師の米山司郎さん。自身も「日本のソフトパワーという面から(熊本県のPRキャラクターの)『くまモン』を提案し、実現した」という。
ゲストが決まると、次は会見の設定だ。
会見設定などを担当する協会のメディア・イベント・シニア・スーパーバイザー、鄭賢淑(チョン・ヒョンス)さんに よると、ゲスト決定から会見実施までは通常、1週間から10日ほどかかるが、今年1月に開かれた、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された フリージャーナリスト、後藤健二さんの母、石堂(いしどう)順子さんの会見のケースでは、石堂さん側から前日夜に連絡を受け、翌日午前に会見を実現させ た。
また、ソチ五輪で6位に終わった浅田選手の場合も、ソチでの演技が「あまりに感動的」と評価され、ソチを離れる約16時間前に急 遽、マネジャーを通じて会見を打診。羽田空港から協会へ直行してもらったという。鄭さんは「ニュースは生きているので、タイミングがとても重要。時期がず れると参加人数が全く変わってくる」と、スピード感を重視する。
■連絡方法は「探しまくる」 会見設定のコツは…
協会で開かれる会見は年間約130件。話題の人物に連絡を取るだけでも難しそうだが、協会特有の人脈があるのか鄭さんに尋ねると「コネクションなんてありません。あったらどんなにいいか…」と即答された。
実際には、インターネットなどで、マネジメント会社などゲストへの連絡方法を「探しまくる」のだという。ゲストに著作があれば、その出版元にもアプローチ する。どうしてもゲストにたどりつかない時は、最後の手段として、会員に情報提供を求めることもあるというが「探せたときの喜びは大きい」と鄭さん。この 10年で600件以上の会見を担当し、「スケジュール調整などで実現しなかったものも含めれば倍くらいになる」というが、「探せなかった人は一人もいな い」と断言する。
その中でも会見設定につなげるコツを聞くと「著名な人は前もって(関係を)耕しておいて、ここだというときに招待状を送るんです」と教えてくれた。
鄭さんに、担当した会見の中でも参加者が多かったゲストを聞くと、大阪市長の橋下徹氏▽オリンパス元社長のマイケル・ウッドフォード氏▽米著名投資家のジョージ・ソロス氏▽、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世ーだという。
橋下氏は慰安婦をめぐる発言などで批判を受けていたことで、ウッドフォード氏はオリンパスの損失隠し事件で疑惑を指摘して解任されたという経緯から「日本と外国いずれのメディアにも関心を集めた」と分析。ソロス氏とダライ・ラマは「なかなか会えない人物だから」とみる。
■シナリオのない真剣勝負 会員数は減少傾向
ゲスト選定に加え、会見の雰囲気も国内の各官公庁などにある記者クラブとは趣が異なる。
記者からの質問内容は、全てぶっつけ本番の“真剣勝負”。 ゲストにも、協会側から「どんな質問でもコントロールはできません」と伝えるという。米国に駐在経験があり、長年、英文ジャーナリズムに携わっている米山 さんは「ゲスト側に事前に質問を伝えることはなく、シナリオがない記者会見。対外的な発信ができるが、ゲストにとっては諸刃の剣」とみる。
ただし、マナーを破ったり感情的になった人に対しては、司会がジョークをはさむなどして場の雰囲気を調整する。鄭さんは「記者がやじを飛ばしたり、怒鳴ったりということは、ここではありません」と話す。
(「right wing!」ってやじ飛んだり、時間が過ぎても在日特権ガー言ってた山谷えり子大臣会見は何
→拉致問題よりヘイトスピーチって何なの? 反日外国特派員協会)
一方で、インターネットの普及に伴う情報伝達手段の多様化など、時代の動きも協会と無縁ではない。
企業関係者なども含めて14年に2100人以上いた会員数は、今年2月末時点で1957人まで減少している。「日本の代わりに中国に特派員を置くメディアもある」(米山さん)という。
協会でも会見内容をネット上で動画公開するなど、さまざまな発信方法を模索しているが、「直接、会見に足を運ぶ人は今も多い。現場の臨場感や自由に何でも聞けるというのが、この協会の会見の魅力。今後も、私たちのやり方を続けていきたい」と鄭さん。協会総支配人の柳友彦さんも「世界25カ国、140社のメディアが所属するクラブは他にない。引き続き、報道の自由、表現の自由をサポートしていきたい」と話している。
今後も、有楽町の一画から数々の歴史的瞬間が生まれそうだ。
産経新聞2015.4.8
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/150408/lif15040811300008-n1.html
【話題の肝】
「公認(キャラクター)じゃないのになんでビッグスターになれたんですか?」「昔から判官(ほうがん)びいきって言葉があるなっしー」。3月5日、千葉県 船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」と外国メディアの、会見でのこんなやり取りが相次いで報道された。場所は「日本外国特派員協会」。終戦直後に作 られた前身組織から歴史は実に70年を数え、外国メディアのジョークを交えた「直球質問」で、政治家からアスリート、芸術家まで「時の人」の新たな一面を 発信してきた。次々と注目会見が行われる協会の舞台裏をのぞいた。(滝口亜希)
■「スーパースター」ふなっしーに質問殺到 「憲法」「時給」「人権」…
Q「日本を代表するキャラとしてどういったスピリットをお持ちですか?」
A「梨の妖精だけど、大和魂としては何でも挑戦するのがモットーなっしー」
東京都千代田区有楽町のビル20階に入る同協会での会見に登場したふなっしーは、序盤から外国メディアとの軽妙なやりとりで会場を沸かせた。
午前11時からの会見には多くの国内メディアも詰めかけ、会場はほぼ満席。独特の動きへの笑いと拍手、カメラのフラッシュに迎えられたふなっしーの人気ぶ りに、司会を務めた独紙フランクフルター・アルゲマイネのカーステン・ゲアミス氏が「日本外国特派員協会にデビューしたらセレブになるのかなと思ったら、 すでに大変なスーパースターであることが皆さんの反応で分かりました」と紹介した。
会見が注目を集めた理由は、ふなっしーの人気に加え、外国メディアの直球質問の数々にもある。
「ふなっしーは梨ですけど、こんな質問しちゃいます」と切り出したのは男性記者。「平和憲法などについて解釈を変えるというニュースがありますが、それに ついてどう思いますか?」と聞かれたふなっしーは「めちゃくちゃ深いなっしー!」と驚きつつも「何事も平和に行ってほしいなっしー」と応じた。
記者たちの質問は止まらない。経済紙の男性記者からの「時給いくらですか?」との質問には「たぶん梨1000個くらい」。別の男性記者に洋ナシと結婚する 可能性について問われると「戸籍ないから結婚は無理なっしー」と即答し、「いつかふなっしーも人権を勝ち得ることができるといいですね」と記者からエール を送られた。
中には、ふなっしーが米ロックバンド「エアロスミス」のファンであることから「ひと声お願いできますか」とリクエストする男性記者も。会見場で「ウォーク・ディス・ウェイ」の一節を披露し、喝采を浴びた。
日本外国特派員協会の歴史は古く、日本の戦後史にも重なる。
協会の前身である「東京特派員クラブ」が誕生したのは昭和20年。終戦直後に日本に着任した外国メディアの記者らが、GHQ(連合国軍総司令部)との交渉や、特派員らの宿泊場所の確保などのために組織した。
やがて次第に会員が減少し、クラブの収益を確保するためにダンスパーティーなどを開催するようになったが、1950(昭和25)年に朝鮮戦争が始まると、取材拠点として会員が急増。現地では18人の会員が命を落とした。
昭和27年に現在の日本外国特派員協会に改称。以来、作家の三島由紀夫氏やプロ野球の王貞治氏、指揮者の小澤征爾氏、レーガン米元大統領など、国内外のゲストを招いてきた。
中でも語り継がれているのは、当時の首相だった田中角栄氏を招いた49年の報道昼食会だ。
政治資金問題が取り沙汰されていた田中氏が、外国メディアから厳しい追及にあう様子が報道され、国内メディアの報道も活発化。その後、退陣することとなる田中氏の失脚を加速させたといわれている。
また、平成26年には、ソチ五輪フィギュアスケート女子で6位だった浅田真央選手が、森喜朗元首相から「大事なときには必ず転ぶ」などと評されたことについて「私は何とも思っていない。たぶん森さんが少し後悔されているのでは」と笑顔で話し、話題を呼んだ。
■基準は「外国メディアにとってのニュース性」 ゲスト決定の翌日に会見も
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突映像を公開した元海上保安官の一色正春氏から、オバマ米大統領が26年の来日の際に足を運んだ「すきやばし次郎」のすし職人、小野二郎氏まで、協会が招くゲストの人選は幅広い。どうやって決めているのだろうか。
協会によると、ゲスト候補は主に、(1)10人前後の委員で作る報道委員会での議論(2)「こういう人を呼んでほしい」という会員からの要望(3)「会見したい」というゲスト側からの要望-の中からピックアップされ、報道委員会が最終的に決定する。このほかに、一般の人から郵送やメールで要望が寄せられることもあるという。
報道委員会は月に一度、対面でのミーティングを行うほか、頻繁にメールで連絡を取り合い、ゲストを決めていく。
ゲスト選びの基準は「外国メディアにとってニュース性があるかどうか」だ。「数時間でゲストが決定することもある」と話すのは報道委員を務める東洋大講師の米山司郎さん。自身も「日本のソフトパワーという面から(熊本県のPRキャラクターの)『くまモン』を提案し、実現した」という。
ゲストが決まると、次は会見の設定だ。
会見設定などを担当する協会のメディア・イベント・シニア・スーパーバイザー、鄭賢淑(チョン・ヒョンス)さんに よると、ゲスト決定から会見実施までは通常、1週間から10日ほどかかるが、今年1月に開かれた、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された フリージャーナリスト、後藤健二さんの母、石堂(いしどう)順子さんの会見のケースでは、石堂さん側から前日夜に連絡を受け、翌日午前に会見を実現させ た。
また、ソチ五輪で6位に終わった浅田選手の場合も、ソチでの演技が「あまりに感動的」と評価され、ソチを離れる約16時間前に急 遽、マネジャーを通じて会見を打診。羽田空港から協会へ直行してもらったという。鄭さんは「ニュースは生きているので、タイミングがとても重要。時期がず れると参加人数が全く変わってくる」と、スピード感を重視する。
■連絡方法は「探しまくる」 会見設定のコツは…
協会で開かれる会見は年間約130件。話題の人物に連絡を取るだけでも難しそうだが、協会特有の人脈があるのか鄭さんに尋ねると「コネクションなんてありません。あったらどんなにいいか…」と即答された。
実際には、インターネットなどで、マネジメント会社などゲストへの連絡方法を「探しまくる」のだという。ゲストに著作があれば、その出版元にもアプローチ する。どうしてもゲストにたどりつかない時は、最後の手段として、会員に情報提供を求めることもあるというが「探せたときの喜びは大きい」と鄭さん。この 10年で600件以上の会見を担当し、「スケジュール調整などで実現しなかったものも含めれば倍くらいになる」というが、「探せなかった人は一人もいな い」と断言する。
その中でも会見設定につなげるコツを聞くと「著名な人は前もって(関係を)耕しておいて、ここだというときに招待状を送るんです」と教えてくれた。
鄭さんに、担当した会見の中でも参加者が多かったゲストを聞くと、大阪市長の橋下徹氏▽オリンパス元社長のマイケル・ウッドフォード氏▽米著名投資家のジョージ・ソロス氏▽、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世ーだという。
橋下氏は慰安婦をめぐる発言などで批判を受けていたことで、ウッドフォード氏はオリンパスの損失隠し事件で疑惑を指摘して解任されたという経緯から「日本と外国いずれのメディアにも関心を集めた」と分析。ソロス氏とダライ・ラマは「なかなか会えない人物だから」とみる。
■シナリオのない真剣勝負 会員数は減少傾向
ゲスト選定に加え、会見の雰囲気も国内の各官公庁などにある記者クラブとは趣が異なる。
記者からの質問内容は、全てぶっつけ本番の“真剣勝負”。 ゲストにも、協会側から「どんな質問でもコントロールはできません」と伝えるという。米国に駐在経験があり、長年、英文ジャーナリズムに携わっている米山 さんは「ゲスト側に事前に質問を伝えることはなく、シナリオがない記者会見。対外的な発信ができるが、ゲストにとっては諸刃の剣」とみる。
ただし、マナーを破ったり感情的になった人に対しては、司会がジョークをはさむなどして場の雰囲気を調整する。鄭さんは「記者がやじを飛ばしたり、怒鳴ったりということは、ここではありません」と話す。
(「right wing!」ってやじ飛んだり、時間が過ぎても在日特権ガー言ってた山谷えり子大臣会見は何
→拉致問題よりヘイトスピーチって何なの? 反日外国特派員協会)
一方で、インターネットの普及に伴う情報伝達手段の多様化など、時代の動きも協会と無縁ではない。
企業関係者なども含めて14年に2100人以上いた会員数は、今年2月末時点で1957人まで減少している。「日本の代わりに中国に特派員を置くメディアもある」(米山さん)という。
協会でも会見内容をネット上で動画公開するなど、さまざまな発信方法を模索しているが、「直接、会見に足を運ぶ人は今も多い。現場の臨場感や自由に何でも聞けるというのが、この協会の会見の魅力。今後も、私たちのやり方を続けていきたい」と鄭さん。協会総支配人の柳友彦さんも「世界25カ国、140社のメディアが所属するクラブは他にない。引き続き、報道の自由、表現の自由をサポートしていきたい」と話している。
今後も、有楽町の一画から数々の歴史的瞬間が生まれそうだ。
産経新聞2015.4.8
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/150408/lif15040811300008-n1.html
元朝大生、母校を語る
朝 鮮大学校は50年の歴史の中で1万4000人の卒業生を輩出してきました。地域の同胞社会や民族教育の教壇で、先端の科学技術の現場やビジネスの世界で、 元朝大生が活躍しています。また、活動舞台は日本はもちろん、朝鮮半島、世界に広がっています。卒業生が語る現在と母校の話をお聞きください。
背中を押してくれたのは素直で素朴な言葉と表情
李正恵さん/北大阪朝鮮初中級学校教員
イオWebマガジン2006.12
http://www.io-web.net/2006/12/sp_bokouwo-kataru-0612/
朝 鮮大学校は50年の歴史の中で1万4000人の卒業生を輩出してきました。地域の同胞社会や民族教育の教壇で、先端の科学技術の現場やビジネスの世界で、 元朝大生が活躍しています。また、活動舞台は日本はもちろん、朝鮮半島、世界に広がっています。卒業生が語る現在と母校の話をお聞きください。
背中を押してくれたのは素直で素朴な言葉と表情
李正恵さん/北大阪朝鮮初中級学校教員
出会いを大事にし、感謝を忘れない
任宗孝さん/在日本朝鮮人総聯合会大阪府生野西支部委員長
任宗孝さん/在日本朝鮮人総聯合会大阪府生野西支部委員長
物差しは一つではない自分の物差しの確立を
鄭賢淑さん/(社)日本外国特派員協会 メディア・リエゾン・オフィサー
鄭賢淑さん/(社)日本外国特派員協会 メディア・リエゾン・オフィサー
素粒子という極小の世界にロマンを求める
曺基哲さん/お茶の水女子大学大学院助教授、理学博士
曺基哲さん/お茶の水女子大学大学院助教授、理学博士
世界に開かれた大学に岐路に立つ今こそ熟考を
金正俊さん/会社経営
金正俊さん/会社経営
朝大1号の誇り結果で可能性見せたい
鄭大世さん/川崎フロンターレ FW
鄭大世さん/川崎フロンターレ FW
KOREA UNIVERSITY 50th
半世紀の歴史と存在の重さ示す
全国から卒業生が集結、5000人が盛大に祝賀半世紀の歴史と存在の重さ示す
イオWebマガジン2006.12
http://www.io-web.net/2006/12/sp_bokouwo-kataru-0612/
ふーん
元朝鮮大学校出身者が仕切る外国特派員協会ですか
拉致問題よりヘイトスピーチになるのは当然ですわね
中国人が南京大虐殺をどう歪曲しているのか、とくと見てみよう
坂東忠信氏の書いていた雨花台の碑について
→南京大虐殺はウソのバトン・リレー
中国内で「南京大屠殺」のネタが時々で都合いいように扱われてきた経緯がわかりますね。
雨花台烈士陵園
南京大虐殺は国民党のプロパガンダだった
→南京大虐殺はウソのバトン・リレー
南京市民は南京大虐殺は蒋介石がやったと思っていた
→南京大虐殺ないわ(゚∀゚) と思ったキッカケ
中国共産党にとっての「南京大屠殺」とはズレたところで論争する日本人
→大屠殺(中国)と大虐殺(日本)の違い
読んでびっくり中国軍
→ じゃぁ中国軍ってどんなだったの?
→南京大虐殺はウソのバトン・リレー
<レコチャ広場>中国人が南京大虐殺をどう歪曲しているのか、とくと見てみよう―中国
2012年3月2日、中国のジャーナリスト、王錦思(ワン・ジンスー)氏は「中国人が南京大虐殺をどのように歪曲しているのか、とくと見てみよう」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。
河 村たかし名古屋市長が堂々と「南京事件はなかったのではないか」と発言し、中国各界から怒りと抗議が噴出している。だが、実は中国人自らが南京大虐殺を歪 曲していることは、ずっと見過ごされてきた。まずはこうしたやり方を直さなければ、われわれが日本人を責め立てることはできない。
新中国成立後、最初に南京に建てられたのは、蒋介石に処刑された20万人の共産党員を祀る「雨花台烈士記念館」だ。南京大虐殺記念館が建てられるのは、その30年後になる。いわゆる「文化大革命」の時代には国民党に虐殺された革命烈士への追悼がブームだった。
当時、中国人は広島の原爆犠牲者に祈りを捧げに行ったが、誰も南京大虐殺の犠牲者を弔おうとはしなかった。紅衛兵は「南京大虐殺は『国民党を殺した』もの」だと言い、遺跡を破壊し尽くした。学術界でも、南京大虐殺の研究はタブーだった。そんな中、立ち上がったのが南京大学歴史学部の高興祖(ガオ・シンズー)教授だ。
1972年、鈴木明氏が「『南京大虐殺』のまぼろし」などの文章を発表。1982年6月、文部省が教科書の記述を改めさせる。これに刺激を受け、中国の学者たちがようやく南京大虐殺研究を正式に申し出た。1983年、南京大虐殺記念館の建設案が浮上、1985年に完成。
だが、初期の研究は民族感情が入り込み過ぎていて、とても研究と呼べるものではなく、「民衆に偏った歴史観を植え付けることになる」と警鐘を鳴らす学者もいた。2007年、台湾の教科書から「南京大虐殺」の文字が消える。
中国人は、侵略行為を否定する日本に対し、常に感情論で反撃してきた。例えば、日本人が犠牲者の数を30万ではなく20万ではないかと問えば、「30万より少なければ、虐殺がなかったというのか?」「1人でも殺していれば殺人だ」などと巧妙に回答をはぐらかす。
だが、戦後間もないころ、日本の戦犯の公判でレイプされた女性が出廷した時には傍聴席から笑い声さえ聞こえてきた。南京大虐殺をテーマにした映画を放映した時には観客から「看護士がレイプされるシーンが短すぎる、肌の露出も少ない」と苦情が上がったほどだ。
1985 年~1997年、南京大虐殺記念館の参観者は延べ580万人、日本人は延べ18万人に上った。なので、日本人が南京大虐殺を全く知らないという言い方は誤 りである。2002年、筆者が記念館に向かう途中に乗ったタクシーで、地元の運転手は「あの時30万人殺してもらってよかった。そうでなければ、今の南京 はもっと人が多かった」と言っていた。
日本の旧軍人や中高生が記念館でひざまずいて大泣きする姿をしばしば見かけるが、中国人がそうしているのをあまり見たことがない。泣けないのであれば、せめて笑うべきではないと思うのだが、中国人の参観者が笑っているのを見たのは1度だけではない。
広 島には「被爆者白書」があり、犠牲者の数も25万3008人と正確な数字が出ているが、南京大虐殺で名前が分かっている犠牲者は3000人ほどしかいな い。広島は1946年から毎年8月6日に追悼式典を行っているが、南京で追悼式典が始まったのは1985年。広島には毎年首相が出席しているが、南京では 市長さえも毎年来るか来ないかといった感じだ。
2001年12月13日、筆者は南京の追悼式典に出席したが、他の参列者はまるで縁日に でも来ているかのようにガヤガヤとうるさく、悲しみなど微塵も感じなかった。そこにいる全員が涙を流す必要もないが、せめて静粛にできなかったのか。筆者 はその後、2度と記念館には行っていない。行くなら雨花台と決めている。
無数の血や涙が流れた南京にも平和が戻ってきた。そして、彼らは日本語を学び、日本資本を受け入れ、世界に向かって突き進んでいる。(翻訳・編集/NN)
●王錦思(ワン・ジンスー) 吉林省出身、北京在住のジャーナリスト。北京大学でメディア学を専攻。日中歴史問題や抗日戦争史を研究課題としている。著書に「日本行、中国更行」。11年3月に日本で「中国『反日』活動家の証言」を出版。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
Record China2012.3.3
http://www.recordchina.co.jp/a59266.html
2012年3月2日、中国のジャーナリスト、王錦思(ワン・ジンスー)氏は「中国人が南京大虐殺をどのように歪曲しているのか、とくと見てみよう」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。
河 村たかし名古屋市長が堂々と「南京事件はなかったのではないか」と発言し、中国各界から怒りと抗議が噴出している。だが、実は中国人自らが南京大虐殺を歪 曲していることは、ずっと見過ごされてきた。まずはこうしたやり方を直さなければ、われわれが日本人を責め立てることはできない。
新中国成立後、最初に南京に建てられたのは、蒋介石に処刑された20万人の共産党員を祀る「雨花台烈士記念館」だ。南京大虐殺記念館が建てられるのは、その30年後になる。いわゆる「文化大革命」の時代には国民党に虐殺された革命烈士への追悼がブームだった。
当時、中国人は広島の原爆犠牲者に祈りを捧げに行ったが、誰も南京大虐殺の犠牲者を弔おうとはしなかった。紅衛兵は「南京大虐殺は『国民党を殺した』もの」だと言い、遺跡を破壊し尽くした。学術界でも、南京大虐殺の研究はタブーだった。そんな中、立ち上がったのが南京大学歴史学部の高興祖(ガオ・シンズー)教授だ。
1972年、鈴木明氏が「『南京大虐殺』のまぼろし」などの文章を発表。1982年6月、文部省が教科書の記述を改めさせる。これに刺激を受け、中国の学者たちがようやく南京大虐殺研究を正式に申し出た。1983年、南京大虐殺記念館の建設案が浮上、1985年に完成。
だが、初期の研究は民族感情が入り込み過ぎていて、とても研究と呼べるものではなく、「民衆に偏った歴史観を植え付けることになる」と警鐘を鳴らす学者もいた。2007年、台湾の教科書から「南京大虐殺」の文字が消える。
中国人は、侵略行為を否定する日本に対し、常に感情論で反撃してきた。例えば、日本人が犠牲者の数を30万ではなく20万ではないかと問えば、「30万より少なければ、虐殺がなかったというのか?」「1人でも殺していれば殺人だ」などと巧妙に回答をはぐらかす。
だが、戦後間もないころ、日本の戦犯の公判でレイプされた女性が出廷した時には傍聴席から笑い声さえ聞こえてきた。南京大虐殺をテーマにした映画を放映した時には観客から「看護士がレイプされるシーンが短すぎる、肌の露出も少ない」と苦情が上がったほどだ。
1985 年~1997年、南京大虐殺記念館の参観者は延べ580万人、日本人は延べ18万人に上った。なので、日本人が南京大虐殺を全く知らないという言い方は誤 りである。2002年、筆者が記念館に向かう途中に乗ったタクシーで、地元の運転手は「あの時30万人殺してもらってよかった。そうでなければ、今の南京 はもっと人が多かった」と言っていた。
日本の旧軍人や中高生が記念館でひざまずいて大泣きする姿をしばしば見かけるが、中国人がそうしているのをあまり見たことがない。泣けないのであれば、せめて笑うべきではないと思うのだが、中国人の参観者が笑っているのを見たのは1度だけではない。
広 島には「被爆者白書」があり、犠牲者の数も25万3008人と正確な数字が出ているが、南京大虐殺で名前が分かっている犠牲者は3000人ほどしかいな い。広島は1946年から毎年8月6日に追悼式典を行っているが、南京で追悼式典が始まったのは1985年。広島には毎年首相が出席しているが、南京では 市長さえも毎年来るか来ないかといった感じだ。
2001年12月13日、筆者は南京の追悼式典に出席したが、他の参列者はまるで縁日に でも来ているかのようにガヤガヤとうるさく、悲しみなど微塵も感じなかった。そこにいる全員が涙を流す必要もないが、せめて静粛にできなかったのか。筆者 はその後、2度と記念館には行っていない。行くなら雨花台と決めている。
無数の血や涙が流れた南京にも平和が戻ってきた。そして、彼らは日本語を学び、日本資本を受け入れ、世界に向かって突き進んでいる。(翻訳・編集/NN)
●王錦思(ワン・ジンスー) 吉林省出身、北京在住のジャーナリスト。北京大学でメディア学を専攻。日中歴史問題や抗日戦争史を研究課題としている。著書に「日本行、中国更行」。11年3月に日本で「中国『反日』活動家の証言」を出版。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
Record China2012.3.3
http://www.recordchina.co.jp/a59266.html
中国内で「南京大屠殺」のネタが時々で都合いいように扱われてきた経緯がわかりますね。
雨花台烈士陵園
南京 雨花台烈士陵園で革命烈士を追悼する少年先鋒隊隊員
写真は3日、雨花台烈士記念碑前で追悼の言葉を捧げる少年先鋒隊隊員。清明節を前に、多くの市民や学生、機関や会社の職員、軍の将兵が中国新民主主義革命の記念地である南京雨花台烈士陵園を訪れ、様々なイベントを行い、革命烈士を参拝・追悼した。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014.4.4
http://j.people.com.cn/94638/94659/8589317.html
(清明節は中国のお盆的なものらしい)写真は3日、雨花台烈士記念碑前で追悼の言葉を捧げる少年先鋒隊隊員。清明節を前に、多くの市民や学生、機関や会社の職員、軍の将兵が中国新民主主義革命の記念地である南京雨花台烈士陵園を訪れ、様々なイベントを行い、革命烈士を参拝・追悼した。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014.4.4
http://j.people.com.cn/94638/94659/8589317.html
南京大虐殺は国民党のプロパガンダだった
→南京大虐殺はウソのバトン・リレー
南京市民は南京大虐殺は蒋介石がやったと思っていた
→南京大虐殺ないわ(゚∀゚) と思ったキッカケ
中国共産党にとっての「南京大屠殺」とはズレたところで論争する日本人
→大屠殺(中国)と大虐殺(日本)の違い
読んでびっくり中国軍
→ じゃぁ中国軍ってどんなだったの?
反日統一共同戦線を呼びかける中国
日中和解はホンモノか?~豪で進む驚愕の反日プロジェクト
こちらで引用されていた記事
こちらで引用されていた記事
反日統一共同戦線を呼びかける中国
中国の著名な専門家は、中国と同様、日本と領土問題を抱えるロシアと韓国に対し、反日統一共同戦線を組むことを呼びかけた。この共同戦線は日本の指導部に対し、第2次世界大戦の結果を認め、近隣諸国への領土要求を退けさせることを目的としている。
14日モスクワで行われた露中韓の三国による国際会議「東アジアにおける安全保障と協力」で演説にたった中国外務省付属国際問題研究所の 郭宪纲 (ゴ・シャンガン)副所長は、こうした考えを明らかにした。郭氏は、日本は近隣諸国との領土問題の先鋭化に意識的に対応し、第2次世界大戦の結果を認めな いことを見せ付けたと強調している。郭氏は対日同盟を組んでいた米国、ソ連、英国、中国が採択した一連の国際的な宣言では、第2次世界大戦後、敗戦国日本 の領土は北海道、本州、四国、九州4島に限定されており、こうした理由で日本は南クリル諸島、トクト(竹島)、釣魚諸島(尖閣諸島)のみならず、沖縄をも 要求してはならないとの考えを示した。
こう述べる郭氏は、中国、ロシア、韓国による反日統一共同戦線の創設を 提案している。日本に第2次世界大戦の結果を認めさせ、近隣諸国への領土要求を退ける必要性を認識させるために、この戦線には米国も引き入れねばならな い。一方で郭氏は、領土要求を法的に退けることについては、日本と新たな講和条約を結び、そのなかに書き入れられねばならないとしている。郭氏は、51年 にソ連と中国の承認なしに締結されたサンフランシスコ講和条約は内容が古くなっているとの見方を示し、それにかわるものとして新たな講和条約が結ばれなけ ればならないと語った。
モスクワ国際関係大学国際調査センターの専門家であるアンドレイ・イヴァノフ氏は、会議での郭氏の発言は、参加者の反応をさぐるために投げられた「爆弾発言」として受け止められたとして、次のように語っている。
「反日統一共同戦線を創設し、日本政府に対し新たな講和条約を結ばせるという提案はセンセーショナルなものといってよい。これがしかも中国外務省に属する 大きな研究機関の副所長であり、中国外交政策の策定にかかわる人物の口から飛び出した。提案は一方では中国のある専門家の意見であり、別の見方をすれば大 なり小なり中国指導部の感じるところを反映しているといえる。」
この「爆弾発言」にロシアの専門家らはまず、冷静な反応を見せた。ロシアは論争問題を対立関係をつくることで解決することには反対の姿勢をとっている。
ロシア政府は日本との領土論争においては感情の高ぶりを押さえ、まず互恵的な経済協力を第1に進める方策を採るようになって久しく、しかもそれは成功を納 めている。では韓国の反応はどうなるかだが、これについてはなんとも言えない。イヴァノフ氏は韓国の立場については日本がどれほど強硬にトクト諸島の領有 権を主張するかによって決まるだろうとの見方を示している。現時点で言えることはただひとつ。郭氏のイニシアチブが物語るのは、中国の新指導部は領土論争 において日本と、いや日本だけでなくほかの国とも最も強硬な立場を貫く構えであるということだろう。
ロシアの声2012.11.15
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/
中国の著名な専門家は、中国と同様、日本と領土問題を抱えるロシアと韓国に対し、反日統一共同戦線を組むことを呼びかけた。この共同戦線は日本の指導部に対し、第2次世界大戦の結果を認め、近隣諸国への領土要求を退けさせることを目的としている。
14日モスクワで行われた露中韓の三国による国際会議「東アジアにおける安全保障と協力」で演説にたった中国外務省付属国際問題研究所の 郭宪纲 (ゴ・シャンガン)副所長は、こうした考えを明らかにした。郭氏は、日本は近隣諸国との領土問題の先鋭化に意識的に対応し、第2次世界大戦の結果を認めな いことを見せ付けたと強調している。郭氏は対日同盟を組んでいた米国、ソ連、英国、中国が採択した一連の国際的な宣言では、第2次世界大戦後、敗戦国日本 の領土は北海道、本州、四国、九州4島に限定されており、こうした理由で日本は南クリル諸島、トクト(竹島)、釣魚諸島(尖閣諸島)のみならず、沖縄をも 要求してはならないとの考えを示した。
こう述べる郭氏は、中国、ロシア、韓国による反日統一共同戦線の創設を 提案している。日本に第2次世界大戦の結果を認めさせ、近隣諸国への領土要求を退ける必要性を認識させるために、この戦線には米国も引き入れねばならな い。一方で郭氏は、領土要求を法的に退けることについては、日本と新たな講和条約を結び、そのなかに書き入れられねばならないとしている。郭氏は、51年 にソ連と中国の承認なしに締結されたサンフランシスコ講和条約は内容が古くなっているとの見方を示し、それにかわるものとして新たな講和条約が結ばれなけ ればならないと語った。
モスクワ国際関係大学国際調査センターの専門家であるアンドレイ・イヴァノフ氏は、会議での郭氏の発言は、参加者の反応をさぐるために投げられた「爆弾発言」として受け止められたとして、次のように語っている。
「反日統一共同戦線を創設し、日本政府に対し新たな講和条約を結ばせるという提案はセンセーショナルなものといってよい。これがしかも中国外務省に属する 大きな研究機関の副所長であり、中国外交政策の策定にかかわる人物の口から飛び出した。提案は一方では中国のある専門家の意見であり、別の見方をすれば大 なり小なり中国指導部の感じるところを反映しているといえる。」
この「爆弾発言」にロシアの専門家らはまず、冷静な反応を見せた。ロシアは論争問題を対立関係をつくることで解決することには反対の姿勢をとっている。
ロシア政府は日本との領土論争においては感情の高ぶりを押さえ、まず互恵的な経済協力を第1に進める方策を採るようになって久しく、しかもそれは成功を納 めている。では韓国の反応はどうなるかだが、これについてはなんとも言えない。イヴァノフ氏は韓国の立場については日本がどれほど強硬にトクト諸島の領有 権を主張するかによって決まるだろうとの見方を示している。現時点で言えることはただひとつ。郭氏のイニシアチブが物語るのは、中国の新指導部は領土論争 において日本と、いや日本だけでなくほかの国とも最も強硬な立場を貫く構えであるということだろう。
ロシアの声2012.11.15
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/
日中和解はホンモノか?~豪で進む驚愕の反日プロジェクト
(´・ω・`)初めて見たサイト
この人も初めて知った
【wiki】北野幸伯
過去を塗り替えるのは未来の侵略のため
→ディスカウント・ジャパンは侵略の布石
戦闘はなくても戦争はある
「歴史修正主義」と異論を封じる人は侵略者の手先となって戦闘を呼び込む人だ
参考
DIAMONDonline
『戦後70年の今年、中国が仕掛けてくる“罠”』 北野幸伯
http://diamond.jp/articles/-/66110
(内容は大体似たような)
この人も初めて知った
【wiki】北野幸伯
最
近の新聞でも大きく報じられている「日中和解」。尖閣問題など、まだ大きな問題を抱えながらも大人な態度で双方が歩み寄っているように見えますが、「無料
メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者である北野幸伯さんは、中国は戦術を変えただけで実は何も変わっていないと指摘します。関係の改善を「演出」
する、その真意とは……?
「日中関係が大きく好転」だそうです。
今回は、日中関係の過去、現在、未来について考えてみましょう。
日中関係のこれまで
日中関係を復習してみましょう。
日中が「蜜月」だったのは、小鳩政権のときです。
小沢さんは北京に行き、
「私は、人民解放軍の野戦軍司令官です!!!!!!!」
と宣言していました。
鳩山さん、小沢さんは、日中関係を劇的に改善させ、一方で日米関係を最悪にしました。
しかし、お二人は長く政権にとどまれず、2010年6月、菅さんの時代に突入します。
2010年9月、「尖閣中国漁船衝突事件」が起こりました。
中国は、自分が悪いにも関わらず、過酷な制裁を日本に課し、日中関係は悪化しました。
特に「レアアース禁輸措置」などは、世界を驚かせたものです。
さらに中国は、この時期から、「尖閣は中国固有の領土で核心的利益である!」と全世界で公言するようになりました。
2012年9月、日本政府は、尖閣を「国有化」。
これで、日中関係は「戦後最悪」になってしまいます。
2012年11月、中国の代表団はモスクワを訪問。
ロシア、韓国の代表たちと、「今後の対日戦略」について話し合いました。
この時、中国がロシア、韓国に提案したことは三つ。
1.中国、ロシア、韓国で、【反日統一共同戦線】をつくりましょう。
2.三国は一体化して、日本の「領土要求」を断念させましょう。具体的には、「北方4島」「竹島」【沖縄】(!!!)日本に【沖縄の領有権はない】とのこと。
3.「反日統一共同戦線」には、【アメリカ】も加えましょう。
この話、新規読者の皆さまには、「トンデモ系」と思われることでしょう?
そう思った方は、いますぐこちらの、「絶対的証拠」を最低3回音読してください。
→反日統一共同戦線を呼びかける中国
この「反日統一共同戦線」戦略を知った時、私は、
「嗚呼、中国は、戦争をはじめたのだ……」
と思い愕然としました。
戦争は、「戦闘」だけではないのです。
その前に、「勝てる環境づくり」が行われます。
で、どうやって「勝てる環境づくり」をするかというと、「情報戦」によってです。
「情報戦」で敵国(日本)を、「悪魔化」する。
そして、「孤立」させ、「誰も敵国(日本)を助けないような状況」をつくりあげる。
中国の「対日プロパガンダ」の柱はなんなのか?
▼日本は再び「軍国主義化」している
▼日本は、「右傾化」している
▼日本は、「歴史修正」を目指している
中国がモスクワで「反日統一共同戦線」構築を宣言した翌月、日本には安倍内閣が誕生しました。
2013年、中国は大金を投入し、全世界で「反日プロパガンダ」を行います。
そして、2013年12月、安倍総理が靖国を参拝すると、中国、韓国に加え、アメリカ、イギリス、EU、ロシア、オーストラリア、台湾、シンガポールなどなどが、厳しくこれを批判しました。
日本政府はパニックになります。
「ええ!?!? 小泉さんは首相時代6回参拝したけど、批判したのは中韓だけだったぞ! なんで今回は、全世界が非難しているのだ???」
「反日統一共同戦線」の存在を知らない日本政府は、オロオロ。
アメリカを中心に、「安倍バッシング」の機運は急速に盛り上がっていきます。
ブルームバーグは、「安倍を懲罰せよ!」と主張していた。
しかし、バッシングは、はじまったのと同じくらい急速にしぼんでいきました。
2014年3月、ロシアがクリミアを併合した。
それで、オバマは安倍さんを「反ロシア制裁連合」に加える必要がでてきた。
安倍バッシングはこれでなくなりました。
2015年3月、「AIIB事件」が起こった。
親米国家群、たとえばイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、イスラエル、韓国などが、アメリカを無視し、中国主導「AIIB」に参加した。
これで、アメリカの「敵ナンバーワン」は、ロシアから中国に移りました。
2015年4月29日、安倍総理が米議会で「希望の同盟演説」。
「アメリカを反日統一共同戦線に引き入れる」
という中国の意図に反し、日米関係は劇的に改善されます。
この頃から、日中関係は、好転しはじめたのです。
5月、二階さんが3000人をひきいて訪中した。
すると習近平がひょっこりあらわれ、
「朋あり遠方から来る、また楽しからずや」
といって、にっこりほほ笑んだ。
そして、「戦略的互恵関係を深めましょう」となった。
以後、日中関係は、徐々に改善されています。
以上、日中関係の流れをみてきました。
まとめてみましょう。
2012年9月、尖閣国有化で、日中関係は戦後最悪になった。
中国は、「反日統一共同戦線」戦略によって、日本と戦うことにした。
この戦略の大きな柱は、「日米分断」であった。
それで中国は、大規模な「反日プロパガンダ」により、日米分断をはかった。
ところが、「AIIB事件」で、日米は逆に親密になってしまった。
というわけで、「日本孤立化による日米分断」に失敗した中国。
今度は、「日本に接近することで日米分断」をはかっている。
時系列でみることで、こういう流れが、はっきり理解できるでしょう。
オーストラリアではじまる、驚愕の「反日プロジェクト」とは?
今回は、オーストラリアで何が起こっているか見てみましょう。
オーストラリアの慰安婦像計画と戦い、大きな成果を出しているAJCN代表・山岡様からのメールをご紹介させていただきます。
(AJCN HP→http://jcnsydney.blogspot.ru/)
どうですか、これ。
MAG2NEWS2015.12.8
http://www.mag2.com/p/news/130246
『ロシア政治経済ジャーナル』
http://www.mag2.com/m/0000012950.html
日中和解はホンモノか?~豪で進む驚愕の反日プロジェクト
少しずつですが、日中関係が穏やかになってきているようです。
少しずつですが、日中関係が穏やかになってきているようです。
日中関係「大きく好転」=中国序列4位、谷垣氏らと会談
時事通信12月4日(金)15時23分配信【北京時事】
日 中与党交流協議会に出席するため北京を訪れた自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は4日、北京の人民大会堂で、共産党序列4位の兪正声・全国政治 協商会議(政協)主席と会談した。兪氏は「中日関係が今年に入って大きく好転したのは間違いない」と強調。6年ぶりに再開された協議会について「中日両国 の政治的相互信頼の増幅や友好・協力関係の増進に向けて、とても重要な意義を持つ」と評価した。
時事通信12月4日(金)15時23分配信【北京時事】
日 中与党交流協議会に出席するため北京を訪れた自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は4日、北京の人民大会堂で、共産党序列4位の兪正声・全国政治 協商会議(政協)主席と会談した。兪氏は「中日関係が今年に入って大きく好転したのは間違いない」と強調。6年ぶりに再開された協議会について「中日両国 の政治的相互信頼の増幅や友好・協力関係の増進に向けて、とても重要な意義を持つ」と評価した。
「日中関係が大きく好転」だそうです。
今回は、日中関係の過去、現在、未来について考えてみましょう。
日中関係のこれまで
日中関係を復習してみましょう。
日中が「蜜月」だったのは、小鳩政権のときです。
小沢さんは北京に行き、
「私は、人民解放軍の野戦軍司令官です!!!!!!!」
と宣言していました。
鳩山さん、小沢さんは、日中関係を劇的に改善させ、一方で日米関係を最悪にしました。
しかし、お二人は長く政権にとどまれず、2010年6月、菅さんの時代に突入します。
2010年9月、「尖閣中国漁船衝突事件」が起こりました。
中国は、自分が悪いにも関わらず、過酷な制裁を日本に課し、日中関係は悪化しました。
特に「レアアース禁輸措置」などは、世界を驚かせたものです。
さらに中国は、この時期から、「尖閣は中国固有の領土で核心的利益である!」と全世界で公言するようになりました。
2012年9月、日本政府は、尖閣を「国有化」。
これで、日中関係は「戦後最悪」になってしまいます。
2012年11月、中国の代表団はモスクワを訪問。
ロシア、韓国の代表たちと、「今後の対日戦略」について話し合いました。
この時、中国がロシア、韓国に提案したことは三つ。
1.中国、ロシア、韓国で、【反日統一共同戦線】をつくりましょう。
2.三国は一体化して、日本の「領土要求」を断念させましょう。具体的には、「北方4島」「竹島」【沖縄】(!!!)日本に【沖縄の領有権はない】とのこと。
3.「反日統一共同戦線」には、【アメリカ】も加えましょう。
この話、新規読者の皆さまには、「トンデモ系」と思われることでしょう?
そう思った方は、いますぐこちらの、「絶対的証拠」を最低3回音読してください。
→反日統一共同戦線を呼びかける中国
この「反日統一共同戦線」戦略を知った時、私は、
「嗚呼、中国は、戦争をはじめたのだ……」
と思い愕然としました。
その前に、「勝てる環境づくり」が行われます。
で、どうやって「勝てる環境づくり」をするかというと、「情報戦」によってです。
「情報戦」で敵国(日本)を、「悪魔化」する。
そして、「孤立」させ、「誰も敵国(日本)を助けないような状況」をつくりあげる。
中国の「対日プロパガンダ」の柱はなんなのか?
▼日本は再び「軍国主義化」している
▼日本は、「右傾化」している
▼日本は、「歴史修正」を目指している
中国がモスクワで「反日統一共同戦線」構築を宣言した翌月、日本には安倍内閣が誕生しました。
2013年、中国は大金を投入し、全世界で「反日プロパガンダ」を行います。
そして、2013年12月、安倍総理が靖国を参拝すると、中国、韓国に加え、アメリカ、イギリス、EU、ロシア、オーストラリア、台湾、シンガポールなどなどが、厳しくこれを批判しました。
日本政府はパニックになります。
「ええ!?!? 小泉さんは首相時代6回参拝したけど、批判したのは中韓だけだったぞ! なんで今回は、全世界が非難しているのだ???」
「反日統一共同戦線」の存在を知らない日本政府は、オロオロ。
アメリカを中心に、「安倍バッシング」の機運は急速に盛り上がっていきます。
ブルームバーグは、「安倍を懲罰せよ!」と主張していた。
しかし、バッシングは、はじまったのと同じくらい急速にしぼんでいきました。
2014年3月、ロシアがクリミアを併合した。
それで、オバマは安倍さんを「反ロシア制裁連合」に加える必要がでてきた。
安倍バッシングはこれでなくなりました。
2015年3月、「AIIB事件」が起こった。
親米国家群、たとえばイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、イスラエル、韓国などが、アメリカを無視し、中国主導「AIIB」に参加した。
これで、アメリカの「敵ナンバーワン」は、ロシアから中国に移りました。
2015年4月29日、安倍総理が米議会で「希望の同盟演説」。
「アメリカを反日統一共同戦線に引き入れる」
という中国の意図に反し、日米関係は劇的に改善されます。
この頃から、日中関係は、好転しはじめたのです。
5月、二階さんが3000人をひきいて訪中した。
すると習近平がひょっこりあらわれ、
「朋あり遠方から来る、また楽しからずや」
といって、にっこりほほ笑んだ。
そして、「戦略的互恵関係を深めましょう」となった。
以後、日中関係は、徐々に改善されています。
以上、日中関係の流れをみてきました。
まとめてみましょう。
2012年9月、尖閣国有化で、日中関係は戦後最悪になった。
中国は、「反日統一共同戦線」戦略によって、日本と戦うことにした。
この戦略の大きな柱は、「日米分断」であった。
それで中国は、大規模な「反日プロパガンダ」により、日米分断をはかった。
ところが、「AIIB事件」で、日米は逆に親密になってしまった。
というわけで、「日本孤立化による日米分断」に失敗した中国。
今度は、「日本に接近することで日米分断」をはかっている。
時系列でみることで、こういう流れが、はっきり理解できるでしょう。
オーストラリアではじまる、驚愕の「反日プロジェクト」とは?
AIIB事件後、中国は日本に接近してきています。
これは、「戦術的変化」であって、「戦略」(反日統一共同線)にはなんの変更もないことを、私たち日本人ははっきり知っておく必要があります。
このことは、「戦略的互恵関係を深めましょう」とニッコリ微笑みながら、中国が外国で何をしているか知れば、はっきり理解できます。
これは、「戦術的変化」であって、「戦略」(反日統一共同線)にはなんの変更もないことを、私たち日本人ははっきり知っておく必要があります。
このことは、「戦略的互恵関係を深めましょう」とニッコリ微笑みながら、中国が外国で何をしているか知れば、はっきり理解できます。
今回は、オーストラリアで何が起こっているか見てみましょう。
オーストラリアの慰安婦像計画と戦い、大きな成果を出しているAJCN代表・山岡様からのメールをご紹介させていただきます。
(AJCN HP→http://jcnsydney.blogspot.ru/)
北野様
平素より勉強させて頂いております。
AJCN代表の山岡です。
もちろん、まぐまぐ投票させて頂きました。
二つの動きが同時に進行する秀逸な分析、ありがとうございました。
まさに私が気にしていたことです。
というのも、豪州の北部準州から、信じがたいニュースが立て続けに入って来たからです。
なんと、州政府が、ランドブリッジという中国企業に、ダーウイン港を99年間租借させることを認めたというのです。
ダーウインといえば、米国海兵隊が駐留し、日本の自衛艦も寄港する防衛の要衝です。
南シナ海有事の際には、重要な発進基地となります。
州政府は、商業上の契約に過ぎないとうそぶいていますが、当該企業は中国共産党はもちろん、人民解放軍とも深い繋がりがあることが軍事専門家から指摘されています。
さらに耳を疑うニュースが飛び込んで来ました。
なんと、州政府の肝いりで、ダーウイン港の埠頭に70数年前の日本軍によるダーウイン空爆を疑似体験できる観光客向けの施設を作るというのです。
それもなぜか、たまたま停泊していた米軍の巡洋艦の館長の視点で描かれるとか。
そして、バーチャルリアリティの技術を提供するのがあのサムソンなのです。
多くの人が亡くなった空爆の疑似体験をツーリストアトラクションにするとは、何という不謹慎でしょう。
日米を離反させたい中国共産党の意図、そして、韓国の利用があからさまだと感じるのは私だけでしょうか?
北部準州政府は中国に乗っ取られてしまったのでしょうか?
このように、中国は経済の凋落が進む一方で、覇権主義に基づく軍事的策謀を着々と進めつつあります。
まさに、二つの動きが同時に進行しているのです。
果たして、経済的に窮乏したら、軍事的進行も止まるでしょうか?
日本は楽観せずに、対策チームを組んで可能な全ての対抗手段を取るべきです。
二つの動きが同時に進行するという観点から、豪州発の耳を疑う具体例を報告させていただきました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
PS こんな状態で、潜水艦の技術供与をしていいのでしょうか?
平素より勉強させて頂いております。
AJCN代表の山岡です。
もちろん、まぐまぐ投票させて頂きました。
二つの動きが同時に進行する秀逸な分析、ありがとうございました。
まさに私が気にしていたことです。
というのも、豪州の北部準州から、信じがたいニュースが立て続けに入って来たからです。
なんと、州政府が、ランドブリッジという中国企業に、ダーウイン港を99年間租借させることを認めたというのです。
ダーウインといえば、米国海兵隊が駐留し、日本の自衛艦も寄港する防衛の要衝です。
南シナ海有事の際には、重要な発進基地となります。
州政府は、商業上の契約に過ぎないとうそぶいていますが、当該企業は中国共産党はもちろん、人民解放軍とも深い繋がりがあることが軍事専門家から指摘されています。
さらに耳を疑うニュースが飛び込んで来ました。
なんと、州政府の肝いりで、ダーウイン港の埠頭に70数年前の日本軍によるダーウイン空爆を疑似体験できる観光客向けの施設を作るというのです。
それもなぜか、たまたま停泊していた米軍の巡洋艦の館長の視点で描かれるとか。
そして、バーチャルリアリティの技術を提供するのがあのサムソンなのです。
多くの人が亡くなった空爆の疑似体験をツーリストアトラクションにするとは、何という不謹慎でしょう。
日米を離反させたい中国共産党の意図、そして、韓国の利用があからさまだと感じるのは私だけでしょうか?
北部準州政府は中国に乗っ取られてしまったのでしょうか?
このように、中国は経済の凋落が進む一方で、覇権主義に基づく軍事的策謀を着々と進めつつあります。
まさに、二つの動きが同時に進行しているのです。
果たして、経済的に窮乏したら、軍事的進行も止まるでしょうか?
日本は楽観せずに、対策チームを組んで可能な全ての対抗手段を取るべきです。
二つの動きが同時に進行するという観点から、豪州発の耳を疑う具体例を報告させていただきました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
PS こんな状態で、潜水艦の技術供与をしていいのでしょうか?
どうですか、これ。
中国の「反日統一共同戦略」は、依然として「継続中」であることがはっきりわかります。
中国を挑発する必要はもちろんありませんし、するべきではありません。
しかし、適切な距離を常に保つ必要があるでしょう。
そして、山岡様がおっしゃられる通り、「反日プロパガンダ」に対しても、真剣に対策を行う必要があります。中国を挑発する必要はもちろんありませんし、するべきではありません。
しかし、適切な距離を常に保つ必要があるでしょう。
MAG2NEWS2015.12.8
http://www.mag2.com/p/news/130246
『ロシア政治経済ジャーナル』
http://www.mag2.com/m/0000012950.html
著者/北野幸伯
日本のエリートがこっそり読んでいる秘伝の無料メルマガ。驚愕の予測的中率に、問合わせが殺到中。わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく解説しています。過去を塗り替えるのは未来の侵略のため
→ディスカウント・ジャパンは侵略の布石
戦闘はなくても戦争はある
「歴史修正主義」と異論を封じる人は侵略者の手先となって戦闘を呼び込む人だ
参考
DIAMONDonline
『戦後70年の今年、中国が仕掛けてくる“罠”』 北野幸伯
http://diamond.jp/articles/-/66110
(内容は大体似たような)
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